私がこの仕事に関わるようになってから40年以上の月日が流れています。当時はエクステリアと言ってもピンとこない人が多くいて、外構・外回りといった方がわかって貰えた記憶があります。ラテン語の外側を意味する英語のexteriorで、日本では西洋建築が多くなりはじめた昭和の中頃から外構という言葉にたいしてよりデザイン性や空間演出を重要視した意味として住宅業界に定着しました。
英語の本来の意味は外側・外観という広い意味を持ち、日本で使われているエクステリアは庭や門・塀などが含まれる建物の外部空間を指す言葉として定着しています。エクステリアは単に門・塀などを造る事ではなく庭・植栽・フェンス・アプローチ・駐車場などを組み合わせて、建物外側を美しく使いやすく居心地の良い空間にする事が仕事です。同じ住宅でも、門の位置やアプーチの作り方、植栽の配置により家全体の印象も暮らし方も変わります。人が家に帰った時の心地よさや、庭で過ごす時間までつくるものだと考えます。
