駐車場やアプローチなどのコンクリート工事を検討されているお客様から、
「ひび割れは大丈夫ですか?」
「色ムラが出ることはありませんか?」
というご質問をいただくことがあります。
実は、コンクリート工事で起こりやすい問題の多くは「ひび割れ」と「色ムラ」に関するものです。
しかし、それらは必ずしも施工不良とは限りません。
今回は、コンクリートにひび割れや色ムラが発生する理由と、Toledoが行っている対策についてご紹介します。
コンクリートの色ムラはなぜ起こる?
コンクリートの色ムラは、生コンクリートが固まるスピードの違いによって発生します。
本来であれば均一な条件で乾燥すれば色ムラは最小限に抑えられますが、屋外ではそう簡単にはいきません。
- 日当たりの違い
- 気温や湿度の変化
- 地中の水分量
- 風の影響
など、さまざまな自然条件が影響するため、部分的に乾燥速度が変わってしまいます。
現在でも、コンクリートの色ムラを完全になくす技術は確立されていません。
ただし、色ムラは見た目の問題であり、コンクリートの強度には影響ありませんのでご安心ください。
ひび割れには種類があります
コンクリートのひび割れには大きく分けて2種類あります。
- ヘアクラック
- 構造クラック
ヘアクラックは髪の毛ほどの細いひび割れで、一般的には強度への影響はありません。
一方で、幅や深さの大きい構造クラックは、建物や構造物の耐久性に影響する可能性があります。
ひび割れの原因① 乾燥収縮
コンクリートは固まる過程で内部の水分が蒸発し、少しずつ縮んでいきます。
これを「乾燥収縮」と呼びます。
特に、
- 強い日差し
- 乾燥した空気
- 風の強い日
などの条件では水分が急速に蒸発し、コンクリートの収縮スピードが早くなります。
その結果、コンクリートが収縮に耐えられなくなり、ひび割れが発生することがあります。
Toledoの対策① 低スランプコンクリートを使用
乾燥収縮によるひび割れを抑えるためには、水分量の少ないコンクリートを使用することが有効です。
コンクリートの柔らかさを示す指標を「スランプ」と呼びます。
スランプ値が低いほど水分量が少なく、乾燥収縮によるひび割れを抑えやすくなります。
ただし、低スランプコンクリートは施工が難しく、高い技術力が必要です。
Toledoでは、低スランプコンクリート(スランプ値12以下)を使用し、ひび割れの発生をできるだけ抑える施工を行っています。
ひび割れの原因② 鉄筋の腐食
コンクリートは圧縮には強い一方で、引っ張る力や曲げる力には弱い性質があります。
その弱点を補うために、コンクリート内部には鉄筋が入れられています。
しかし、この鉄筋にも弱点があります。
それは「サビ」です。
鉄筋がサビると膨張し、その力によってコンクリート表面にひび割れが発生することがあります。
長野県のような積雪地域では、融雪剤(塩化カルシウム)の影響もあり、鉄筋の腐食が進みやすい環境になることがあります。
Toledoの対策② 溶融亜鉛めっき鉄筋を採用
鉄筋のサビを防ぐために有効なのが「溶融亜鉛めっき」です。
鉄筋表面を亜鉛でコーティングすることで、空気や水分との接触を抑え、高い防錆効果を発揮します。
一般的な鉄筋よりも耐久性が高く、長期間にわたってコンクリート内部の鉄筋を保護することができます。
コンクリート工事で大切なのは「ひび割れをゼロにすること」ではありません
コンクリートは自然環境の影響を受ける材料であるため、ひび割れや色ムラを100%なくすことは現実的に難しいと言われています。
大切なのは、コンクリートの性質を正しく理解し、適切な施工と対策によってそのリスクをできるだけ減らすことです。
Toledoでは、長く安心してお使いいただける外構づくりのために、材料選びから施工方法まで細部にこだわって工事を行っています。
コンクリート工事について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
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