エクステリアのトレド

上高地に行ってきました。と、紅葉の話。

今年の晩夏に上高地に行ったという県外の友人から「とても良かった」とおススメされたので、思い立ったが吉日!と、休みの1週間ほど前に上高地に行くことを決めました。
本日のブログ当番は大学の4年間以外はずっと長野県内で生きてきたのに、上高地には一度も行ったことが無かったのでとても楽しみにしていたのですが、決行日はお昼前からそこそこ雨が降る予報。
でもやっぱり行きたい!

という訳で、朝早くに長野市を出て、たくさんの方が降りるであろう「大正池」のバス停には目もくれず、「上高地」のバス停まで行き、一番行ってみたかった河童橋付近を探索、雨が降ってくるお昼頃には退散しよう、と決めて行ってきました。

大正池のバス停からだと、ルートにもよって多少の差はありますが、徒歩で1時間強くらいだそうですが、上高地のバス停からは徒歩数分で河童橋に着きます。

3連休明け、平日、お天気は良くないという条件の日でしたが、河童橋を映した写真はどれもモザイクを入れないとブログに載せないといけないくらい、人人人!でした。(なお、タイミングで少ない時を狙って写真くらいです。また、本日のブログ当番は人混みがとても苦手なので感じ方には個人差があります)

残念ながらくもりの為に、綺麗な色の川、緑の木々、雄大なアルプス、真っ青な空という「The上高地」な風景は見られなかったのですが、たくさんの自然に癒されてきました。

自然といえば、野生のサルが目の前を通っていきました。欄干にちょこんと座った姿が可愛かったです。
行きのバスの車内でも野生の動物が見れるかもというアナウンスがありましたが、こちらが「あまり近付すぎたら良くないんじゃないか」と気を使って距離をあけたくらいにはこのサルは人間に慣れているようです。

さて、見頃にはもう少し時間がかかりそうでしたが、上の2枚のお写真の通り、ところどころ紅葉も始まっていました。

中にはこんな葉っぱも。

カエデの同じ葉の中で紅葉の仕方に差がありました。

そもそも紅葉の原理は『光合成に必要な緑色の色素「クロロフィル」が最も多く含まれている時期は葉は緑色に見えているけれど、気温が下がり光合成の効率が悪くなると冬に備えてクロロフィルが分解され、もともと葉に含まれていた黄色の色素「カロテノイド」が目立ったり(黄葉)、赤色の色素「アントシアニン」や茶色の色素「フロバフェン」が作られる事(赤色を紅葉、茶色は褐葉)で色素量のバランスが変化し、葉の色が変わること』らしいです。
1枚の葉で色差が出るのは、同じ葉の中でも色素の比率が違うことで差が出来るようです。

理屈は分かっても、1枚の葉の中でとある一方から順番に紅葉するわけではなく、まだらに紅葉していくのはなんだか不思議です。

今回訪れた河童橋周辺のカラマツの「黄葉」はちょうどこのブログが上がる10月下旬頃から11月上旬頃とされているようなので、ご都合が合えばぜひ行ってみてくださいね。

余談ですが、上高地に向かう途中の奈川渡ダムからの紅葉の見頃も同じころだそうです。

ダムの上に国道が通っているので、高いところが得意な方限定にはなりますが、お写真からさらに紅葉が進んで天気も良いと更に素敵な景色が見られそうです。
松本側から向かうと奈川渡ダムはマイカー規制の手前にありますので、上高地までは…という方がいたらこちらもおススメです。

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