トレドの入り口のロシアンオリーブの花が咲きました。
ご来店いただいたお客様に「この木って何の木ですか?」と聞かれる事の多いこちらの樹木。
シルバーの葉っぱが優しい印象の『ロシアンオリーブ』という種類です。

こちらの写真は夕方に撮影したのと、黄色味がかった小さな花がたくさん咲いているので、シルバーというより薄い黄色の印象になっています。
今だけの姿だと思うと写真に残しておきたくなったので、皆様にもご紹介させていただきます。

こんな感じで、小さな花がいくつも咲いています。
さて、こちらのロシアンオリーブですが、オリーブと名前は付いていますが、モクセイ科のオリーブとは違い、グミ科の樹木です。
また、常緑樹のオリーブとは違い、ロシアンオリーブは冬には葉を落とす落葉樹といった違いもあります。
ロシアンオリーブは耐寒性もあり、乾燥にもとても強く、病気の発生も少ない樹種で、なおかつ丈夫。
成長が早いので適宜剪定は必要になりますが、シンボルツリーだけでなく、洋風なお庭の生垣としても使えます。
また、花は香りがよく、なんと過去には資生堂さんでロシアンオリーブを元にした香水があったそうです。(SASOという香水だそうです。原産地の中国で砂棗(さそう)と呼ばれているところからきていたのでしょうか)
ロシアンオリーブは以前のブログ(2024年のこちらのブログや 2023年のこちらのブログ )でもご紹介しています。