テコラとは

外構工事をするときに建物の周りに、水溜り・泥跳ね防止で砕石を敷きこむことが以前は多かったのですが、近年では砕石を使用した場合に砂が混ざっている為に雑草が生えやすい事と見た目にも決してきれいには見えてこないので、当社では防草対策としてテコラ(破砕瓦)を敷き込み、テコラの下には防草シートを使用することがほとんどです。砂やウッドチップのように風で舞い上がることもありません。

テコラは建物周りだけではなく玄関前などの空間や庭に敷きこむ施工も増えています。テコラには防犯対策として防犯砂利と同じ効果もあり、庭などで使用しても水が滲透していくので植木の周りに使用することもできます。

テコラは住宅を解体したときにでる屋根瓦の産廃です、瓦は土を焼いて作るので地方によって色も特製も変わってきます。京都ではテコラを土壌改良として使用されています、テコラを庭土と混ぜて使用すると庭土が硬くなりづらく根張りが良くなるようです。
信州リサイクル製品としても認定されています。

いろんなテコラ

屋根瓦を砕いた物を特殊なフルイに掛け角を取っているので安全なテコラ。地方によって色が違い、カラーで20種にもなります。
弊社では上の写真の中で一番赤く見えている能登を使っていましたが、今は、その左隣にある、薄い色の賀茂を使用しています。量を多く使用するために当社では、8t車で仕入をしています。

テコラ賀茂を敷きこんだ現場

テコラ 賀茂 敷きこみテコラ 賀茂 目地入れ

テコラの賀茂を使用して施工をした長野の外構施工現場です。 能登よりも薄く明るい色で自然の土色に近いテコラです。

 

テコラで見た目にも綺麗に テコラで見た目にも綺麗に 土の部分をテコラで覆う

土の部分にテコラを敷きこむ

折角、外構工事を綺麗に仕上げても、土の部分をそのままに残しておくと、時間と共に雑草が生えたりして見栄えが変わってしまう事が多いです。
土の部分にテコラを敷きこんでおくと、見た目が綺麗な状態を保てるだけではなく雑草も生えづらいので便利です。テコラの下に防草シートを敷きこんでおけば効果はさらに良くなります。

 

庭をテコラ 庭にテコラ

芝生の変わりにテコラ敷きこみ

家を建てたときに、庭を芝生にしたいと言う要望が多いですが、またその反対で芝生は管理が大変なので嫌と言う方も多いです。
そんな場合、メンテナンスの簡単なテコラ(破砕瓦)が最適です。防草シートを敷きこんだ上にテコラを敷きこみました。デザイン的に白く見えているのは、白河砂です。
ポイントで植えた木もテコラは水が浸透していくので安心です。途中で植木を増やしたくなった場合、テコラをはねて防草シートをハサミできれば植え込みができます。

 

 

駐車場にテコラ 駐車場にテコラ

広い駐車場にテコラを敷きこむ

駐車場が広すぎて、すべてをコンクリート打ちの土間にするのでは、おもしろくないので、車を止める以外の部分をテコラを敷きこみました、無機質なコンクリートだけの駐車場がテコラのおかげでお洒落な感じになりました。
テコラは家を解体したときの屋根瓦をリサイクルしたものです、砕いた瓦を大きなフルイに掛け角の部分を削っているので、とても使いやすくなっています。

 

空いた空間をテコラ ポールの周りをテコラ 駐車場と庭の境をテコラ

テコラはヒートアイランド暖和素材です

テコラは瓦を砕いたセラミックス素材ですので、ヒートアイランド現象の暖和や保水力、透水性にすぐれており、広い空間に敷きこんでも快適に使用することができます。

 

テラス囲いの床にテコラ リビングと駐車場の間にテコラ

防犯砂利としての利用に最適

テコラを建物の周りに敷きこむと、泥跳ね防止だけではなく、歩くと音がするので防犯にも役立ちます。綺麗で防犯も兼ねる事のできるテコラ、その下に防草シートを敷きこめば、雑草も生えづらいので手が掛からず便利です。

 

残された空間をテコラ テコラで土の部分を隠す デッキの周りをテコラ

土で残された部分のほとんどをテコラを敷きこみました、今までに悩まされていた、雑草取りもこれでひと安心です。見た目がいつまでも変わらないテコラは、いつ見ても綺麗に見えます。

 

中庭の残された部分にテコラ 植栽以外の場所にテコラ 植栽の周りをテコラ

中庭にサークルとベンチを作り植木を植え込み、残された部分はすべてテコラを敷きこみました。テコラは透水性もあるので植木を植えても安心で、テコラを敷きその下には防草シートがあるので、この状態を長く保つ事ができます。

 

カーポートの薄いをテコラで逃がす 隠れた部分もテコラで化粧 建物の裏側にテコラ敷きこみ

カーポートの雨水の流れる場所にテコラを敷き浸透させ、コンクリートの土間に雨水が流れづらいように工夫をしています。
門柱の後ろ側の手の届きずらい場所もテコラを敷きこめばさほど気になりません。建物の裏側にもテコラを敷きこみ泥はね防止・防犯に最適なテコラで綺麗に仕上げています。

 

エクステリア工事の通路(アプローチ)の両側にテコラを敷きこむ。

玄関までの通路(アプローチ)の両側にテコラを敷きこむと、通路は泥などで汚れる事もなく綺麗な状態でいられます。又、テコラの色が通路(アプローチ)のコンクリートを引立てて素敵なエクステリアに仕上がります。

通路の両側に敷きこまれたテコラ通路の両側に敷きこまれたテコラ通路の両側に敷きこまれたテコラ

建物まわりの雑草対策に最適なテコラ(破砕瓦) 防犯効果もあります。

建物まわり、両サイド裏側は狭い場所である事が多いので、草取りなどの作業も大変です。そこで防草シートを敷き込みテコラを5㎝ほどの厚みに敷きこむと雑草が生えにくく管理が簡単になります。
またテコラの上を歩くと、防犯砂利のように音がするので防犯効果もあります。見た目も良く・手入れが簡単・防犯効果もあるテコラは建物まわりに敷きこむには最適な商品です。エクステリア工事のご相談で建物のまわりの雑草対策などの相談が多いです。

建物まわりに使われたテコラ建物まわりに使われたテコラ建物まわりに使われたテコラ建物まわりに使われたテコラ

 

庭に、テコラを敷き込み快適に使う。

建物まわりだけでなく、庭にテコラを敷きこむ工事も多いです。庭の管理の事を考えるとテコラは最適なエクステリア商品です。施工後、植木を植えたくなった場合は、テコラを避けて下に敷きこまれている防草シートをハサミでカットすれば土が見えてくるので樹を植えこむ事ができます。

 

庭にテコラを敷きこむ庭にテコラを敷きこむ庭にテコラを敷きこむ

庭にテコラを敷きこむ庭にテコラを敷きこむ庭にテコラを敷きこむ

 

テコラの種類と色の違い

テコラは乾いているときと濡れた時では見た目が変わってきます。

テコラ能登濡れた状態のテコラ能登テコラ加賀濡れた状態のテコラ加賀

当社で一番多く使用しているのが左側の能登です、テコラはどのタイプでも濡れると色が濃く見えます。表面が黒く見えているのは瓦を焼いたときの上薬で瓦の表面です。中は土を焼いた色で、その土地の土により色が変わってみえます。 右側の加賀の方が色が濃く乾いているときにはチョコレートのようなブラウン色をしています。

テコラ賀茂濡れた状態のテコラ賀茂テコラ黒濡れた状態のテコラ黒

左側が賀茂で能登にに近い色で優しい感じがします。濡れた場合でも赤味の少ないテコラです。
右側の黒は砕いた中も黒の瓦です落ち着いた雰囲気にするには黒も良いのではないでしょうか。

テコラ素焼き白濡れた状態のテコラ素焼き白テコラ素焼き赤濡れた状態のテコラ素焼き赤

素焼きのテコラの白と赤です。素焼きなので他のテコラのように黒く見えるものはありません。
左側の白のテコラも濡れるとベージュ色に近くなって見えてきます。

 

能登以外の在庫はおいていませんが、15リットル袋のコブクロであれば個別に販売することができます。
たくさんの量を使用する方は遠方でも大型トラックが入れれば可能な場所もありますので、お問合せください