高山村五大桜
高山村には約20本の桜があります。
中でも有名な5大桜が、
「水中のしだれ桜」「坪井のしだれ桜」「黒部のえびひがん桜」「赤和観音のしだれ桜」
「中塩のしだれ桜」です。
今回は、樹齢600年以上の「坪井のしだれ桜」の診断をしたそうです。
樹木医の診断では、枝先は乾燥して枯れているものが多く、花芽には硬い殻の
ムネアカアワフキがすべてのサクラについていたそうです。
今後は、数年かけて樹勢回復の治療をしていったほうがいいと地区の方々に
説明したそうです。
村指定の天然記念物でありながら、費用は地区で出すようで、
そこに、村の補助金が付くそうです。
長野県には森林税があります。地区でできることは限られています。
県内にあるいろいろな天然記念の樹木にも、幅広く税金が使えるような
すばらしい森林税として、他の県にほこれるような森林税にしてほしいと
思います。
当社の取り組み
当社で数年取り組んでいる仕事に樹勢回復があります。
初めは、マツから始まって、桜やイチョウ・カエデなど
樹木医の指導のもと、研究・研修をしてきました。
今年も樹木医会の研修として、湯田中で菌根講座がありました。
当社の樹木医がスタッフとして企画運営していたので、
社員を数名だしてお手伝いさせて頂きました。
参加者は、佐渡・金沢・京都・静岡・福島・長野 の樹木医
講師に、京都大学農学部卒で現在「白砂青松再生の会」会長として、炭と菌根による
松林再生のノウハウを伝授するために、全国行脚をされている
小川 眞 先生にご指導いただきました。
戸隠のスギの樹勢回復にも、ご意見を拝聴しました。
日々の仕事に追われる毎日ですが、
社内だけではなく、同業他社の方や専門家の方とお話をしたり
研修をすることを、今まで以上に取り組んでいける会社になりたいと
思っています。