展示場の小端積み
トレドの前をよく通られる方はお気づきかと思いますが、只今展示場の小端積みをトレドの職人さんたちがせっせと造っております。
今回使用したのは、岐阜県の花崗岩「気良石(ケライシ)」で、少し赤味がかった優しい雰囲気の石です。ゴロゴロと大きい気良石が並んでいますが、この石を大きさや形、厚みを見て上手に組み合わせていくのです。大きすぎる石や、形を整える時は右上の写真の様な道具を使って調整していきます。
作業を見ているだけの私は心の中で「テトリスみたいでおもしろそう…」とか思っていますが、実際にはうまくかみ合う石を見つけ、合わなければトンカチで少しづつ割って…とすごく地道で大変な作業です。ちなみに写真に映っている鉄筋は、もちろん亜鉛メッキ鉄筋です。
上の写真は作業中の写真ではありませんが、もうここまで積まれています。
大きい石から小さい石、厚いもの薄いものとバラバラな石でも組み合わさってキレイに積み上がっていきます。
今日ふと見てみると数カ所ぽつぽつとくぼみがあるのを発見しました。配線が通っているので、照明が付くんですね!絶対合うと思います。
気良石が載っているカタログには、「どこか古びた印象が漂い、懐かしさと品の良さを感じさせる庭を演出します。」と書いてありますが、どんな風に仕上がるでしょうか!とても楽しみです。きっと植栽ともすごく合うと思います。
エクステリアでの安心・安全
エクステリアにおける構造物にコンクリートはなくてはならないものです。
ただコンクリートを使用しても単体では強い強度がありません。なぜならコンクリートは圧縮に強く、引っ張りに弱い性質を持っているからです。
そこで、コンクリートに鉄筋を入れることにより、引っ張りに強い強固な「鉄筋コンクリート」になります。
ただひとつデメリットとして、鉄筋はいつかはサビます。サビの発生原因はいくつかありますが、コンクリート内部の鉄筋がサビてしまうとコンクリートの強度が無くなり、最悪の場合、破損してしまいます。
トレドでは、通常の鉄筋ではなく亜鉛めっき鉄筋を使用することにより、通常の鉄筋のデメリットを払拭し、安心・安全なそして次世代へつなぐ高耐久を目指しております。くわしくは、下記のEX-RSをご覧ください。
EX-RS エクステリアの安心安全、亜鉛メッキ鉄筋
Gスクリーンのご紹介
最近、個人的にハマっている商品があるのでご紹介です。
実は昨年、LIXILの駒ケ根スタジオに見学に行った際にもご紹介いただいていたのですが、お客様とのお打ち合わせがきっかけで改めて魅力を深堀りしていたら、とても使い勝手が良く、出来る事も多いので最近はよくオススメさせて頂いています。
それがこちらです。
LIXILのGスクリーンの目隠しフェンスです。
骨組みになる『Gフレーム』、屋根の『Gルーフ』、壁面の『Gフレーム』を組み合わせて、LDKに+G(Garden)という「空間を間取る」考え方から生まれたプラスG。
その中で昨年新たに発売されたのが、目隠しフェンスで必要な位置のみ目線を隠して、通風性や採光性に優れたスクリーンの組み合わせが出来る、Gスクリーンの目隠しフェンスタイプです。
H05(450)とH09(900)のパネルの組み合わせが出来るので、上の画像のようにこのスパンはスリットパネルだけ、このスパンはスリットと目隠しパネルを混ぜて、など、自由が利きます。
裏表のないデザインなので、従来のフェンスのように内側から見たら柱が目立ってしまうという事も無く、玄関前やリビングの前など、どちらからも視線が近くなる場所にはおススメです。
また、今年の5月には完全目隠しのルーバータイプも新登場します。
ルーバータイプなので目隠し率は100%でありながら、通風性にも優れています。
(上の画像の真ん中がルーバータイプ、左右の上段がスクリーン、中段が目隠しタイプです)
ちなみに、プラスGは空間を間取ることが出来るので、1枚目の画像も見る角度を変えると実はこんな仕様になっています。
袖パネルと組み合わせて表札やポスト、宅配ボックスも設置が出来ます。
ぜひご検討してみてくださいね。