クレマチス・シロマンエの蕾が開き創めたのは5月末の事でした。 蕾が膨らんで花を咲かせるまでには、何日も時間が掛かり、薔薇とは違いともスローで花を咲かせます。 株元に近い蕾から花を咲かせ枝の先端の方に移っていきます。 6月13日には、眼に見えていた蕾がほとんど開き、最初に開いたシロマンエがそれらしく中の膨らみも立派になっていました。

今朝のシロマンエの様子です。 一番最初に咲いた花の花びらは散ってしまいました、花びら以外の中央の膨らんだ部分はまたせ残っているのですが、これからどうなるのか、枝の先端部分に今まで咲いていなかった新しい花が咲いていました。 開いたばかりの時は、中央の膨らみは小さいです。 シロマンエは昨年の暮れに新しく苗を植えたものです。 クレマチスのひとつの花がこんなにも長く咲いているとは思ってもいなかったので嬉しいです。

薔薇に比べると、花の花期がずいぶん長いです、しかも今年の梅雨は雨も少なく、暑い日が続いていたのですが。 他のクレマチスも比較的に花期は長いです、こんな感じで薔薇の花期が長いといいですね。

今年の薔薇は例年よりも一週間ほど早く咲いたので、いちばん花も早く散ってしまいました、薔薇は四季咲きがほとんどなので、また花を咲かせますが、少しさみしくなりました。 それでも良くしたもので、新しい花が姿を見せています。

黄色花を咲かせるヘメロカリス、黄色の花は、庭を明るく見せる色です、ピントがヘメロカリスに合ってしまい後ろの花が見えにくいですが、カッコウチョロギ・アトランスティア・などの花が咲いています。

アルストメリアも咲きはじめました、ベルガモット・ムサルビアバチカンホワイトも咲きはじめました。 宿根草の多い庭ですが、花期が少しずつ違うので、冬以外の季節は、なんらかの花が見る事ができる庭にしました。

クレマチスで、最初に植えたのはロウグチです、古株のせいか、とにかく良く花を付けてくれます、クレマチス・グラベティービューティーは二番花を咲かせました、良く花を咲かせる優等生です、プリンスチャールズの色が少し薄いですね、肥料不足かな、花が終わったら追肥を揚げる事にします。

小さな苗木を植えたら、大きな樹に育ち、今年は、たくさんの実を付けたジュンベリーの樹、昨年は、実も少なく鳥にほとんど食べられ、自分達では、あまり食べる事が無かったのですが、ジュンベリーの実は甘く美味しいので、収穫を愉しみにしています。

実が赤く、少し黒身に変化すると食べごろで、摘み取り口の中に放り込むと、ナチュナルな甘味が美味しい実です。 この頃は、毎日、朝晩、ステンレスのボールを手に庭に出ます。 毎回、このぐらいの実を積む事が出来ますが、まだまだ実がたくさんあるので、今年はもうしばらく楽しめます。 鳥がジュンベリーの実を食べに頻繁にに来るのですが、例年のように鳥を追い立てる回数が減っているのは、とても食べきれないぐらい実が付いているからです。

生のまま食べても美味しいのですが、ヨーグルトに入れて食べるのも美味しいです。 小岩井のヨーグルトが美味しいですね。

クレマチス、ボナンザの花が散った後の様子ですが、花が散っても綺麗です。 クレマチス シロマンエも最初の花が終わりに近づいていて、花の中のこぶ様に膨らんだ部分が、限界ぐらいに大きくなっています。

水曜日に、現場を見に岡谷に行って来ました。 場所は岡谷でも辰野に近い所で、現場でお客様と話をしていると、ホタルの話が出ました。 ホタルを見るには、まだ時間が早すぎたので、蓼科のバラクラに行って見る事にしました。 ちょうど、フェア前日だったので、園内では、いろいろな催しの準備がされていて、綺麗に飾られた花もありました。 英国人の手によって作られたものの様です。

バラクラの入り口にある、ゴールデンアカシアは健在でした、また一回り大きくなったような、このアカシアを見て欲しくなり家の庭に苗を植えたら、あっと言う間の数年で大木になり、屋根を越えました、薄緑の葉色はとても綺麗なんですが、大きく成り過ぎ、今はありません、個人の庭には向かない樹です、入り口では、ポールマッカートニーと共演したことのあるバグパイプのバリー・グレイさんが演奏していて、眼を閉じれば、まだ行ったことのないスコットランドの空閨が浮かぶような気持ちになれるから不思議です。

まだ薔薇は速いようですが、いろんな花を出来ました。 その中で気になったのはアリュウム シクラム 秋植え球根なので、購入して植えようと思います。 バラクラに来ると、いつもスコーンを食べています、広い庭園の見える場所に腰かけ、紅茶を入れてスコーンを食べます。

辰野のホタル公園に到着したのは、六時頃です、駐車場の車もまばらで、ホタルが出るのか気になり、地元の人に訪ねてみると、見えるのは午後八時過ぎだとか、せっかくここまで来たのだからと、二時間あまり人の少ない公園で待っていると草むらの中でホタルが光だしました、おぉホタルだ と感動していると、どんどん暗くなり、ホタルが飛び始めた、次の日の朝刊に、この日は二千匹あまりのホタルが乱舞したようです、気が付けば大勢の人、駐車場も満杯でした。

庭には、ジキタリスが幾つか植えられていて庭友からもらった苗が大きくなつたものが多く、少し変わっているジキタリスも咲いています。 ガーデンのお店で良く立ち寄るお店が須坂にあるソイルさんです、時々おまけをしてくれる時があり、ソイルの知人がタネから育てたドイツのジキタリスを譲って下さりました。 植えたのが遅かったせいなのか、小ぶりのジキタリスで花が咲くまではほんとうジキタリスなのか心配しました。

蕾の時には、淡いイエローで、咲くとホワイトです、花の形も少し違うと思いながら、見ていたのですが、いちばん下で咲いた花が、特別に変わっています。この花の形はとてもジキタリスには見えません、しかも花ビラの縁がグリーン、こんなジキタリスの花を見たのは、初めてのことです。 昨日、サルビアネモローサの種を採ったので、このジキタリスの種もと考えていますが、ジキタリスの種はとても小さな種で袋を掛けてやろうと思います。

クレマチス、ビクターヒューゴが鐘を鳴らなくしてしまいました、蔓が絡んでしまったせいです、やまぼうしに絡んだクレマチス、ハーグレハイブリットの花数も増えています。