バルセロナの市内の見学が終わり街の中心から20分ほどの場所に宿泊するトリップコンダルマールがありました、到着したころに丁度陽が沈んで雲の少ない空が少しオレンジ色になっていました、部屋は８階で窓からホテルの正面入り口が見えていました、夕食はホテルの中での予定だったのですが、最後の晩だったので街にでて食事をする為にタクシーを呼んで中央市場まで行ってもらいました、20ユーロ2400円ほど、4人乗りでひとり600円 グラナダでもタクシーに乗りましたがかなりのお得感があります。

トクシーは海岸線近くの路をコロンブス像の建っているランブラス通り入り口まで走り、ランブラス通りを走ると中央市場に到着です、市場は夜8時までの営業だったのでまだ大勢の人で賑わっていました。

中央市場には、いろんなな食材が売られていて見ているだけでも楽しいのですが、入り口を入ると最初にあっるお店がハム屋さんでしょうか、生イムを５ユーロで買い、みんなで食べてみました、フルーツカットも5ユーロで購入、チョコレートもたくさん並べられていてビスケットと同じ大きさの1枚が１ユーロで高く感じたけれど美味しかったです、餃子のおばけ、オムレツのように中に具が入っているものも少し分けてもらい食べてみました、そうしているうちにお店がどんどん閉まりはじめたのでランブラス通りに戻り食事゛のお店を探してグランシア通りに向かいます。

ランブラス通りは巾の広い通りで多くの人が歩くのは中央部分、この両側に車道があり歩行者専用の広い通りの両側には、いろんなお店が並んでいました。

ランブラス通りを行くとカタルーニャ広場にあたります、広場の噴水は時間と共に証明の色を変えていて綺麗、カタルーニャ広場から、ガウディーのカサミラなどが建つグラシア通りになります、ブラウンドショップもある日本で言えば銀座でしょうか。

食事は、TapaTapaで外は満席で店内に入ると、イケメンの居るこのカンターが日本人専用の様で、先客の日本人が何組かいて、広い店内の他の場所は地元の人か日本人ではない外国人でした、カンターに座るとすぐに日本語が書かれた写真入のメニューが出てきて安心しました、これなら言葉が通じなくても頼みやすいです。

写真とメニューを見ながらオーダー最初はお勧めと勧められたミニバケットサンド盛り合わせ５種で8.75ユーロ戸飲み物はミネルウォーターガス無し 地元の人は炭酸入りのミネラルウォーターを飲む人が多いようですが、どうもなじめません、水はスッキリしているほうが美味しいです。

続いてのオーダーはパスタと車エビの地中海風サラダ4.3ユーロ・マッシュルーム炒めガーリックとパセリ風味3.95ユーロ・イカリング揚げアンダルシア風4.35ユーロ・どんぐで育ったイペリコ豚の生ハム入りコロッケ6.2ユーロは写真を撮り忘れてあわてて撮ったので残りわずかです、ふたりで食べて合計が28ユーロで3300円ひとり1650円と想像していたよりも安くあがりました。

他の人が頼んだ、ムール貝のグリルポテトフライ添え・サラダ各種盛り合わせ・パエリアも少しづつ食べてお腹がいっぱいになりました、市場で食べたせいもあります、タパス料理は他のお店にも入りハシゴすると楽しいのでしょうが、無理

TapaTapaの道を挟んで反対側には、ガウディーのカサバドリョがライトアップされています、お店から５分ほど歩けばカサミラがありバルセロナの夜の街を愉しむ事ができました、ホテルまでの帰りタクシーは手を揚げるとすぐに停まりました。

バルセロナと言う名前を聞くと、私が連想するのはガウディーです。 ガウディーが手掛けたものでサクラダファミリアは今もなお建設途中で有名過ぎるのですが、今のところサクラダファミリアで世界遺産に登録されているのはほんの一部です、グエル公園・カサミラ・カサバドョリョとガウディーの手がけた世界遺産があるのがバルロナです。

いちばん最初に行ったグエル公園は広い敷地の中にガウディーが暮らしていた家も建っていて曲線の長いベンチには大勢の人が腰掛、こから見える街を眺めています、タイル貼りで仕上げられたトカゲは階段の中央にあり、ここで記念撮影をする人が多い人気の場所。

グエル公園からサクラダファミリアに向かいバスの中から見えた時には、歓声があがりました、前回見た時よりも進んでいて中にあるステンドグラスも綺麗、私が生きている内に完成してくれると嬉しいのですが、右側の写真がいちばん最後に完成する予定の正面入り口になる場所です。ガウディーが生きていた頃は建設資金が集まらず苦労したようですが、今では建設途中だと言うにもかかわらず入場者が多く資金は充分のようです。

サクラダファミリアの地下にガウディーのお墓があることを知っている人は少ないです、普段は見学することのできない場所なのだからでしょうか、地下と言っても広く天井もかなり高くなっていて、オルガンの演奏の音が地下の部屋に響き渡っていて、観光客もほとんどいないのでガウディーが静かに寝ていられるようでした。

カサミラ・カサバドョリョのふたつのガウディーの建物はバルセロナの中心地グラシア通りにあります、ふたつの建物は歩いて五分ほどの距離にあり、左側の写真は昼間に見た時に撮ったもので後の２枚は夜になって食事をする為に出かけた時に撮ったものです、どちらの建物も曲線が見事で世界遺産です。 カサミラには現在４世帯の家族が暮らしていると聞いたので世界遺産の中で暮らせるなんて羨ましい限りです。

広いスペインの旅はマドリードから始まり、最終目的地のバルセロナに到着して昼食は街の中心グラシア通りにあるレストランで道を挟んだ反対側にはルイビトンの店舗があり、一通り山側の交差点には、ガウディーの設計したカサミラが見えている場所です、店内に入るとカンターのタパスの小皿が並んでいて天井からは生ハムがぶらさがっていて日本のレストランとは随分違います。

席は奥に長く続いていて、タパス料理・料理の素材を見ながらどんどん奥に進むとテーブル席があり、地元のお客様も大勢いて賑やかです 旅をしている気分になりますね。

久しぶりに食べるサラダは美味しかったですね、スペインの人は朝はあまりサラダを食べないようです、夕食にはたくさん食べているようなのですが、メインはシーフードリゾットで挟みの長い海老とムール貝が入っていて美味しい、日本では無くお米が食べられるスペインにはリゾットの他にパエリアがあります、嬉しいですね。

バレンシアのロンハから大寺院に向かう旧市街の路は、とても雰囲気の良い昔ながらの建物があるだけではなく、建物の壁には花がかざられているところが、幾つもありました、とても綺麗に飾られていて思わずシャッターを押していました、二月半ばに路上にこんなに色鮮やかな花をかざることができるのはスペインらしいと言うか、とても信州では考えられないことです、見ているだけでも温まるような感じになりました。

セビリアでも思ったのですが、白い鳩が多いのには驚かされます、ふんすいの水しぶきを見ていても寒く感じないのはどうしてでしょうか

旧市内のこのあたりまで歩いて、バスに乗りホテルに向かいました。 日が沈む寸前だったのでバスに乗り込みしばらく走ると、夕日を見る事が出来ました、長野で見る夕日は北アルプスに沈むのでもっと高い位置ですが、スペインでは地平線に沈むのかと思えるほど低い位置に陽が沈んで行きます、ホテルはバナンシア郊外のウサマサカマレナと言う名前のホテルでモダンな感じのする建物でした

バレンシアの世界遺産であるラ・ロンハの建物の前の風景が左側の写真です、ここから旧市街を歩いて大寺院ので行き大寺院を見学してから自由時間があったので、当初から予定していた場所に行くことにしました、右側の写真は大寺院前の広場のようすです。

ロンハのすぐ近くにあるお店で、このお店のオーナーが描いた絵が売られています。 前回行った時に偶然このお店を見つけ、その時に買った絵が家に飾られていて、このお店の絵のタッチが好きで、行く機会があれば是非行きたいと思っていたので気にしていたのですが、大寺院に行く前にはシャッターが閉まっていてお店がわかりませんでしたが、自由時間の時に戻ってみると、ラッキーです お店が開いていました。 おぉ この絵だ

以前、オーナーと一緒に撮った写真を見せると、どうやら思い出して貰えたようです、時間があまり無かったので、これと・これ すぐにふたつの絵を選び、まけて貰って額縁付の絵を２点で２００ユーロ、スーツケースに入れるので入る大きさを選びました、これでユーロに変えた分が全部終わってしまったのですが、どうしてももう１点欲しい絵があり、40ユーロと言われたのですが、5,000円札を見せて、言葉は通じないのですが 何とかお願いしてみると OK おじさんが両替できるのか心配でしたが仕方がないですよね。

3点目の絵は、おじさんが手にしている絵です、スペイン・バレンシアの海の様子、絵の裏に私たちふたりの名前とサインを入れて頂きました、それに、いちばん左側の女性の頭に赤いリボンを足してくれたので、また少しですが感じがかわりました。全然読めないのに、このお店とおじさんの事を記事にした新聞を見せてくれ、勝手に第二のピカソだと言っているような気がしましたが、どうでしょうか。 今回の旅の素敵な思いでです。