友人が言っていた。 淡路島は瓦も凄いと。 淡路島の事を良く知らない私は、美味しい海の幸が食べられるところ、そのぐらいの事しか知りませんでした。玉葱が美味しい事も知りました。 そして瓦が凄い事も知りました。

淡路島を車で走っていて屋根瓦の立派な家がたくさんあるのにビックリしたのですが、五色浜から宿に向かう道路際に何軒の瓦屋さんがあっただろうか、数えてはいませんでしたが、かなりの数がまりました。 また道路脇にはブロックでは無く瓦で作られた塀も随分と見かけました。 宿泊した宿は「うめ丸」宿内にも瓦で作られたものがたくさんあり。 うめ丸の文字が見える鯛とえびすさんも瓦。

この鬼の面も狸も七福神もみんな瓦です、館内の壁にも子供達が体験で作った、蛸・イカ・魚などの海の生き物を瓦で作ったものまで瓦で作られた作品がいっぱいありました。

花壇も塀も、淡路瓦で作られています、こんなにたくさん瓦が使われている所があるなんて全然知りませんでした、旅をして美味しいものを食べたり・素晴らしい景色を見たりして、その土地の事を知ることになります。 淡路島には一泊だけでまだ見切れていませんが、また是非行きたいと思える島でした。

淡路島洲本で、昼を済ませてから、宿に入るまでに時間があったので、友人がいろいろ行先を検討してくれたのですが、私は、海が見たいと友人に入ったので、西海岸の五色浜に行くことになりました、洲本とは反対側の海です。　海なし県に住む私は、人より海への憧れが強いようです。

友人の後に着いていくと浜が見えてきて、そこは五色浜では無く新五色浜でした、誰もいない冬の浜、立て看板がありました、石を採取しないようにと、後でわかったのですが、今では、新五色浜の方が五色の石を見つけやすいようです。白・緑・茶・赤いろんな色の小石が浜にありました。

カモメ・ウミウなどの海鳥がテトラポットの上で休んでいます、瀬戸内の海はとなかく穏やかなんです、海水も透き通っていてとても綺麗です、波の向こうに小豆島が・四国が見えています。

淡路島とはいえ肌寒い陽気です、五色浜からサンセットラインを海岸線に沿って走ると、鳴門大橋が見えてきました、宿はこの近くで、部屋の窓からもなると大橋が見る事ができました。

道後温泉の次の日は、淡路島の洲本で神戸の友人とお昼に待ち合わせしていたので、ひたすら高速を走り鳴門大橋を渡りました。 その時に眼下には渦が三カ所ほど見えたのでラッーと喜んでいたのですが、この季節の渦巻きは小さいそうです。

淡路島に入り、洲本のアルチザンスクエアーで待ち合わせ。 カネボウ紡績の跡地にできた空間は、レンガ作りの建物と広い公園がありとても素敵な場所でした。 予定通りに到着して半年ぶりの再会です。 友人は私たち夫婦共通の友人で私と北海道の斜里町のユースで一緒に働いた仲間です。二年前に三十年ぶりの再会を神戸でしたから連絡を取り合っています。二年前に御主人の仕事の関係でイタリアのフィレンツェに家族揃って一年間暮らしていました。

昼は、何にしようか相談していると友人は淡路牛・海鮮はどうかと言ってくれたのですが、旅も四日目になってくると胃がお疲れモードで、軽いお昼がいいのでしばらく歩いてお店を探すことにしました、アルチザンスクエアーの敷地の中には、いろんなショップ・レストランがありTime after Timeが少し気になりました、一度このお店の前を通り過ぎたのですがねまた戻りこのお店に決めました。 ウィンドーがかざられていたメニユーが気になったのです。 玉葱がまるごとひとつ乗ったカレーライスが気になっていたのです、淡路島の玉葱はブランドで、とても甘味の強い玉葱に驚かされました、カレーのルーの中には、柔らかですぐに溶けてしまいそうな牛肉、これはきっと淡路牛です。 サラダとスープ食後にデザートとノミモノガ付いて千百円はお得ですね。 このお店のあっと場所は以前、東御町でもレストランをひらいている玉村さんがレストランをしていた場所です。

宿は、うずしお温泉の「うめ丸」友人お勧めの宿です。 私たち夫婦は鯛がメインの料理で友人夫婦はフグの会席料理です、鍋に入っているものは玉葱のエキス、火を付けるとしばらくしてグツグツと煮立ちチーズフィンデュの変わりの玉葱の中に皮の付いた鯛をしゃぶしゃぶして頂きます、皮の付いていない鯛はお刺身で頂きます。この鍋のゲツゲツが予想以上に跳ねて顔に掛かりアッ・・・この後鯛の宝楽焼・鯛あら煮・鯛の釜飯と鯛鯛鯛と続き満腹、はじめは友人のフグも分けて貰おうと考えていたのは甘く、愉しみにしていた ふぐ雑炊を何度も友人に勧められましたが無理でした。 淡路島の玉葱は本当に甘味があり美味しかったのでおみやげに買って帰りました。 それから以前来たときには買い忘れた鳴門金時も買って帰りました。 カレーライスのライスの上に刺してあるのがなると金時のチップスかな。

道後温泉での宿は「大和屋本店」で道後温泉本館から歩いてすぐの場所にありました、部屋は七階でしたが、四階の中庭に能舞台があり、いろいろ体験することが出来ました、普段、能舞台に上がる事も無ければ、能を鑑賞することもありません。 能舞台の正面と側面が食堂なっていて夕食の時間には能を見ながら食事をすることもできるのですが私たちは別の階での食事だったので寒い中庭でふるえながら鑑賞していました「八島」は平家物語から

本来は、女性は舞台に上がることが出来ないみたいです、靴下も白でなければ駄目、嫁さんは黒のソックスを履いていてたので上から白い靴下を履いて舞台に上がりました。

実際に使われている小鼓を抱えて叩く体験もしました、この鼓はかなり高価なもので百万円に丸が付くとか、本当かな、鼓は皮の所を叩くのではなく縁を叩くと反動で自然に皮の方に指がいき音が出るようです、なんとか鳴らす事が出来ました，面もかぶってみましたが眼の部分の穴が小さいので前方が難かったです。こんな事が体験できるとは思っていなかったので良い想いでになりました。

松山に行くのは初めての事です。 松山では行きたい場所が二ヵ所で松山城と道後温泉本館です。

松山城は山城で市内の小高い山の上にありました。 NHKのドラマ「坂の上の雲」を見てから松山城行上からの眺めを見て見たかったのです、最初は松山港から直接行き駐車場を探したのですが、なかなか見つからず、一旦宿にチェックインしてから路面電車に乗り道後温泉から五つ目ぐらいだったか停車で降り、ロープウエーイ乗り場から数分で山の途中まで行き、そこからは坂道を歩いて天守閣まで行きました、付いたのが午後四時半ごろで、天守閣への入場が終了の時間で中には入れませんでしたが、外内の海まで臨める景色は見る事が出来ました、最初に宿に行っていれば間に合ったのですが。 天守閣などの建物は焼けて建てなおされたものですが、石垣は当時のものです、とても綺麗なラインが印象的でした。

また、路面電車に乗り道後温泉まで。 料金は一律一回百五十円のようです。 駅には、からくり時計があり、丁度五時になった時に動きはじめました、二階建ての本館を真似した時計が四階になり各階から人形が出てきて踊っています。 駅から商店街のアーケードを歩いていくと突き当たりに道後温泉本館があります。 入館する人の行列が夜遅くまでできていました。

宿は本館から歩いて数分の場所ですぐでした。朝は六時から本館が開くのですが正月はその時間でも並んでいるらしく、夕食が終わるとすぐに向かいました。食事時間と言う事もあり、行列は切れていましたが、一階の浴槽に入るとすごい人で大変でした、それでも本館お風呂に入れて満足、今回は一階にしか入りませんでしたがね次会は三階の個室を使いお茶を飲みながら他のお風呂にも入ろうと思っています。

道後温泉にはまた行きたいですね。