タグ: スタンプコンクリート

トレドではスタンプコンクリートの施工は数多く手がけているのですが、トレドの施工班と相談をして今回初めての施工をしました。

それがこちら。

通常はコンクリートを打設して平らに均した後に型押しをしていくのですが、今回は角の立ち上がりを丸くしたところに型押しをして一枚岩風に仕上げてもらいました。

こちらの写真だとより角の丸みが分かるでしょうか？

スタンプコンクリートはコンクリートが固まる前に型押しをしていくので、どうしても型枠から下の部分には施工が出来ないのですが、砕石で目立たなくなるところまでは丸みを潰さないように綺麗に施工をしてもらいました。

せっかくの機会だし、今回こそは施工中に見学をしに行こうと思っていたのですが、気が付いた時にはもう「上手くいったよ」との報告をもらい、行きそびれてしまいました。

なので今回の現場の施工写真はありませんが、どんなふうに型押しをしているのか知って頂きたいので過去のブログを探していたら、ちいさな可愛い職人さんがいました。
3年くらい前のトレドの現場リポートから写真を借りてきましたが、ちょうどコロナ禍の始まりでおうちにいたところでお手伝いをしてくれたようです。

こんな風にしっかりと重さをかけてコンクリートに型押しをしていきます。

トレドの展示場にガラスブロックが入りました。

場所はカンナ物置や、スタンプコンクリートのデッキになっている部分です。

昼間に職人さんが来てガラスブロックの養生を剥がしたり作業をしているのは知っていましたが、夜になって展示場が光っているのを見てとてもビックリしました。

こちらのガラスブロックの部分はベンチとしても使用出来る様になっています。

もう少し暖かい時期になったら、お昼休みにこちらでぼーっとするのも気分が良さそうだなぁと思っています。

この日はちょうど満月だったので、真ん中に赤い丸も写っています。

トレドの現場ではクリアのガラスブロックを使う事が多いのですが、今回はあえてすりガラス調のガラスブロックを使用してみましたが、光が強すぎず良い感じです。

ガラスブロックの手前、土の部分には今後、植栽が入る予定です。また仕上がったら改めてお写真をアップしますね。

先週のブログではトレド展示場のスタンプコンクリート打設、色付けまでの投稿をしました。今日はその後の色の調整をご紹介します

↑この写真は洗浄前なので色粉がくぼみに多く溜まっています。着色後、一度乾かしてから洗浄作業になります

↑こちらも洗浄前です。よく見ると右側から水が流れてきていますが端から洗浄中です

↑こちらが洗浄後になります。色の濃かったところが程よく落ちて自然な石貼りの風合いに仕上がりました。

カンナ物置と相性ばっちりです(日陰ですみません…)これからもまだまだトレド展示場の工事は進んでいきますのでお楽しみに！

コンクリートにハードナー（色粉）をまき、その上から型のあるマットで模様をつける施工がスタンプコンクリートです。型のあるマットでよりリアルな凹凸ができ、色粉も複数の色を使用することで陰影ができます。またトレドでは国産品の型マットを使用しているので、きれいな凹凸で施工できます。トレドで施工できるマットの型は4種類で、ヨーロピアンタイプ・木目タイプ・アシュラタイプ・シームレスタイプです。

ヨーロッパの石畳を思いうかべるような小さな石を敷き詰めたスタンプです。カラーも色の粉を混ぜ合わせて作ることができるので、グレー系でも施工できます。

本物の木目にみえますが、スタンプコンクリートです。

大きさの違う四角の石を並べたような型です。

岩肌の表面のように見える型です。

アプローチにスタンプコンクリートを使うことでデザインにメリハリができます。最近では木目タイプのスタンプに茶系ではなくグレー系を使った施工例もたくさんあり、モダンな感じやスタイリッシュでシンプルな住宅にもとても合います。トレド松本・塩尻にはギャラリースペースとして、トレドの施工現場の写真が飾ってありますので、ぜひご覧ください。