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先日完成したお客様の外構で遊び心のある施工があったのでご紹介します。トレドの外構ではライトアップをする現場が多いです。それは防犯の役目もありますが、やはり素敵な外構になるからです。LEDライトを使うので電気代も少ないです。浅間石で囲んだ中にリコストーンを引き詰めました。暗くなると中に埋め込んであるLEDライトがリコストーンを照らして幻想的な光を放ちます。

玄関へ続くアプローチは、鉄平石の乱張りのあられこぼしで所々に古材の切り石をアクセントに入れてあります。こうした施工をすることで奥行きがでてきます。

恒例の秋のバラ祭りが一本木公園で始まります。　　2019年10月12（土）～20日（日）　9：00～16：00　会場：長野県中野市一本木公園

9月にトレドのスタッフも一本木公園のお手伝いをしている当社のY樹木医と一緒に植栽のお手伝いに行ってきました。10月から始まる秋のバラまつりに合わせて草花やハーブが見ごろになるように考えたり、花々の配置をY樹木医に指導を受けながら作業しました。こういった研修も兼ねたお仕事がトレドのお客様の外構のお庭造りにも活かされます。一本木公園のバラは素晴らしいですが、バラ以外のお庭も素敵に仕上がっています。是非、会場に行ってご覧になってください。

当社で以前から力を入れている菌根菌による樹勢回復ですが、今回は昨年から行っている高山村の五代桜の中の「水中のシダレ桜」で研修を兼ねて樹勢回復作業を行いました。当社の樹木医の他に、東京・佐賀・静岡・兵庫などから樹木医が参加して、今回も小川先生がおみえになりました。長野県上高井郡高山村にある「水中のシダレ桜」は推定樹齢270年（江戸時代、寛保2年の水害の後に鹿島神社を建てた際に植えたサクラと言われている）樹高22m、幹周り4ｍの桜の大樹は、映画「北の零年」の冒頭のシーンにも使われたことで有名です。

以前は幹の周りにワラを敷いたりしていたようですが、10年前の考えとは大きく違い、ワラは腐る原因のため敷かないし、炭も径5mmの物を埋めないと意味がない、穴にウレタンを入れたりせず、根を大事にして肥料などの栄養を与えるなどなど、保護の方法が変わっているそうです。樹木医の方々は研究や実証をしながら、国や県の記念物や指定樹木を守るため日夜研究を重ねています。