タグ: 長野市
バスケットボールができるお庭に
今回施工させていただいたM様邸のお庭はとても広く、はじめは土の状態で雨が降った時にぬかるんでしまうのがお悩みでした。
お庭の舗装をしたいということでご来店いただきましたが、バーベキューができるスペースの確保の他に、ご家族が大のバスケットボール好きということでバスケットコートをイメージした計画をさせていただきました。
バスケットボールを楽しんでもらうために、コンクリートの勾配は最低限にし、目地をエキスパンタイというプラスチック目地にしました。目地のラインを3ポイントやフリースローのラインに入れて実際のバスケットコートのように遊べるようになっています。コンクリートはハケ引き仕上げにしましたので、雨が降っても滑りにくいです。
水回りもしっかりと舗装しました。とても使いやすくなったかと思います。
設計GLと既存のお庭との高低差がありましたので浅間山の天然石で土留めをしました。自然で優しい雰囲気の土留めで、和風の庭にもばっちり合います。
今回コンクリートを施工させていただいたお庭には、とても立派な樹木が植えてあり、その近くまでコンクリートを打設するご計画となっていましたが、根を傷めないように細心の注意を払って作業をさせていただきました。
完成後にはさっそくご家族皆さんで、バスケットボールを楽しんでいるお姿があり、とても嬉しくなりました。バスケットボールについては全く知識がない私でしたが、今回のご計画でいろいろと調べる機会が出来て、とてもいい経験となりました。M様、この度はトレドにご用命を頂き、施工中にはたくさんのご配慮を頂きまして誠にありがとうございました。
YKKAP エクステリアスタイル大賞 2023
YKKAPで毎年行っているエクステリア大賞に応募しました。応募したのは「展示場・モデルハウス部門」と「ファサード部門」です。トレドでは特定のメーカーのエクステリア商品だけを使用してデザインすることが少ないので、コンテストに応募することがあまりないのですが、今回店舗の一部にYKKAPさんの「ルシアスウォールHF01型」「宅配ポスト2型」低電圧照明の「VIEW UP」を設置してあったので、営業の方のお勧めもあり応募してみました。
残念ながらファサード部門は入賞できなかったのですが、展示場・モデルハウス部門でブロンズスタイル賞をいただきました。そして11月14日に東京で授賞式がありホテルニューオータニに行ってきました。日本各地から受賞した方々が集まっていて、とても刺激を受けました。またそこでご縁があって、来月社長が久留米に行ってきます。色々な情報や商品をお客様にお届けできるよう常にアンテナをはっていたいとトレドでは考えています。
育てる樹木管理。
数年前に施工させていただいた作品になります。
今回は植栽した樹木の剪定作業をさせていただきました。
植物が育ち浅間石が見えない状態になっていたので今回の剪定は植物の幹を元から切り詰める選定方法をとりました。
高木のダンコウバイ・ソヨゴ・アオダモ・ヒメシャラ・ヤマボウシはまだまだ大きくなってもらいたいので返り枝やあや枝(交差している枝)を外し、先を止めない剪定をとりました。
樹木がちゃんと根付いたので竹の樹木支柱も取り除きました。
次に一番大事な低木下草剪定です。庭を眺めるとき人の目線は目の高さより下の空間に目が行くからです。
伸びすぎてしまった低木や下草は小さくしようと樹木の先端で切り詰める選定は大きな間違いで、これを繰り返せばごつごつの樹勢になっていきます。低木・下草の剪定の時はまず植物の根元をよく見ます。すると、小さな芽や枝がたくさん控えているのでその芽や枝を大事に育て、大きくなりすぎた枝を外していきます。枝を更新することで風にゆらゆら揺れるような優しい樹勢を保つことができます。