スタンプコンクリート・ヨーロピアン

道路から玄関に向かう通路の仕上げをスタンプコンクリートで施工しました。色と模様の付くコンクリートの仕上げ施工は、多くの業者はペーパーコンクリートを使用しています。 理由は、コストを考えているからだと思います。 スタンプの場合は形押しのマットが必要になります。 繰り返し使用することができますがマットの価格が安くはないので、安価で購入できるペーパーを使用するのが多いようですが、仕上がりでの違いがあります。

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今回施工した現場はスタンプコンクリートのヨーロピンタイプです。ペーパーコンクリートとの大きな違いが、ふたつあり、ひとつは表面の仕上がりがリアルであること、ペーパーの場合は1mm程の薄い紙形を敷くので表面の仕上がりは、形の部分が多少低くなりますが平らな仕上がりで、スタンプの場合はマット自体の形が凹凸があり、石畳のような仕上がりになります。 もうひとつは、ペーパーの場合、紙形を後で剥がすので、その部分は下地のコンクリート色です、スタンプは全面に色が付きます、このふたつが大きな違いになります。

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アップで撮った画像を見て頂ければ、仕上がった様子がよくわかっていただけます。 エクステリア工事は、何度もやり返すことが無いので、施工をする前に自分の好みにあった施工を考えたほうが失敗がありません。