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高低差がある土地でのエクステリア
今回施工させていただいたエクステリアの紹介になります。
Y様のお家は道路より設計GLが低く、土留めが必要でしたので、今回は浅間石による土留めを施工しました。土留めを1ヵ所だけにしてしまうと高さも必要になりますし、何より圧迫感が出てしまうので、下の写真の様に数段に分けて、自然で奥行きのある風景にしています。職人が一つずつ石の向きを見ながら丁寧に積み、仕上がりました。ここにいずれ植栽が入った時はとても素敵になると思います。
道路から玄関ポーチに向かって下がっていますので、ステップを作りました。シンプルなコンクリートステップには蹴込みがあり、蹴込み下にはLEDライトを仕込んでいます。ステップが浮き上がったように見え、立体感が出ました。三協アルミのジーエムlightもいいアクセントになり、シンプルなのにかっこいいアプローチです。
門柱はY様こだわりの素材を使用させていただきました。小端積みの重厚感ある門柱に仕上げたいということでお選びいただいたのは、INAXラグナロックデラノクリフⅡという種類になります。小端積み特有の起伏と本物さながらの色味で、高級感がすごい。小端積みに合わせた表札やポスト、宅配ボックスもお客様のこだわりのシンプルなブラックカラーでまとめています。
お庭側にはすでにかっこいいタイルテラスがあり、その周りを囲むように荒倉ゴロタとフェンスを施工させていただきました。ゴロタ石は曲線を描く様に優しいラインで敷きならべ、その中に樹脂フェンス「アルファウッド」を設置。アルファウッドは、腐らず強度があるのはもちろんですが、木目の凹凸もしっかり再現された板材で、本物の木そのものです。テラスから広がる砕石は錆砂利を使用。お客様のイメージを再現した素敵なお庭になりました。
全体のご計画として、最初にご来店いただいた時から、Y様のご希望されている外構イメージがとてもまとまっており、ご希望に添えるよう詳細をお打合せさせていただいた現場になりますが、Y様からは「”こんなイメージにしたい”という要望を全て的確にくみとってくださり、理想を通りこした出来栄えにしてくださいました。」というありがといお言葉をいただき、大変嬉しく思っております。Y様、施工中はたくさんのお心遣いをいただき誠にありがとうございました!
長野Uスタジアム
現在RINKASA芝生チームは若手が頑張っています。学生の頃はサッカーに明け暮れ、サッカー大好きな面々が集っています。そして、Uスタジアムの芝生の管理に関われることに生きがいを感じ、誇りを持って仕事をしています。先日、そんなメンメンを視察に行ってきました。
芝刈りをしていましたが、まっすぐ進んでいて、すごい!私が乗ったらきっと曲がってしまうと思います。Uスタジアムはサッカーやラグビー、アメフトなどの球技専用のスタジアムで、芝生の状態は国内でもトップクラスと言われているそうです。長野市開発公社のヘッドグランドキーパーのA氏のもと、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう丹精込めて芝生管理をしています。トレドのお客様のところでは芝生は管理のし易い高麗芝や姫高麗芝を施工していますが、Uスタジアムは西洋芝のブルーグラスを使用していて、芝刈り、予防的な薬剤散布、補修、などなどこの芝生を維持することはとても大変なことのようです。
スタジアムのピッチに入る経験はなかなかできないので、貴重な体験でした。RINKASA芝生チーム、ガンバレ!!
石と仲の良い植物たち。
今回の画像は、作庭してから20年たった庭になります。
庭を造った時は石の表情が赤茶色していましたが年数が経つごとに黒ずんでいき、趣のある姿に変わっていきます。
さらに年数経過すると環境にもよりますが石に植物が生えてきます。
スナゴケやシダ・イワヒバなど色々な植物が育ち、自然の景色に近づいていきます。わりと雑草が少ないと思います。
この画像は、見事に石前面にコケが生えシダ植物の優しいラインが硬い石の雰囲気を和らげてくれています。
石仏を掘ってみました。
四角の柴石(長野市松代でとれる石)を石ノミで加工して作りました。なかなか丸みを出すのが難しく苦労しましたが他にはない一品物になります。石仏もコケが生え趣が出てきました。
カタログには無い物を作るのも庭作りの楽しいところですね。