リビングの前に石貼りのテラスの施工を希望されているお宅の庭を拝見させてもらい、要望も聞き、この現場はテラスすぺーすを作るよりも濡縁を施工した方がいいのではと提案させて頂き数日前に工事を完了させた現場に行ってきました。最初に伺ったときには薔薇がたくさん咲いていてとても素敵な庭でしたが、今回伺ったときには夏の薔薇が少し咲、咲いていなかった花もずいぶん咲いていました。 この写真は出来たばかりの濡縁に腰をおろし撮った写真なので、ちょうど目線の高さになります。アガパンサス・トラノオ・モルダナ・エキナセア・など、たくさんの宿根草が庭を飾っていました。
アルミ製の濡縁ですが、色はローズウッドを使い周りの景観に溶け込むようにしました。 庭の雰囲気を壊すことなくできたので。
トータル外構を行うときに、植栽が含まれていると、いちばん最後の仕事になります。 木樹脂デッキ・アルミテラス・門柱・アプローチ・駐車場・花壇・庭工事を行い最後に残っていたクラピアを今日植えました。 １２０?と広いスペースに１?６ポットで植えました。 今日は、あまり暑くなかったので助かりました。
４０ポット入りのクラピアが１８ケース全部で７２０ポットです。 昨日の午後会社に届いたので、夕方スタッフが戻ってきてから私の車には乗りきれないので現場にダンプで運んでもらいました。 最初に１?あたり５０ｇほどの化成肥料を庭に撒き、箱から取り出したポットを並べます。 全部並べ終えたら植込みです。 穴を掘りひとポットづつ埋めていくのですが、植える前にほんの少量の化成肥料を入れて土に混ぜてから植えていきます。
植え終わってから、水をたっぷり掛けて施工終了です。 最近園芸店などでヒメイワダレソウが売られています。 クラピアとよく似ていますがヒメイワダレソウは外来種でクラピアは国産のイワダレソウを交配改良し能力を高めたものがクラピアになります。(日本で唯一品種登録された)
芝生との違いが幾つかあり、管理が楽な事もそのひとつです、冬場は芝生同様に枯れるので、この時だけ刈り込めば、後は刈込の必要がありません、密集度も高いので雑草が入り込み難いのも特徴のひとつです。
2日前にラズベリートラッフルズだとわかる感じに花ビラが伸びてきました。 2日経った今日の様子は花ビラが大きく成っている事がわかります。 一日でも花姿が変わる季節です。薔薇がひと段落して、庭に華やかさが無くなりかけたころから夏の花が咲きはじめています。エキナセアはれからの季節楽しめる花です。 庭には何種かのエキナセアが植えられていますが、その中でラズベリートラッフルズが好きです。
昨年の11月初めに咲いている様子です。 エキナセアの特徴のひとつに花期が長い事も挙げられます。花の形も可愛らしいです。 エキナセアはこれからどんどん新種が出てくる花だと思います。
ダブルデッカーも咲きはじめました。真ん中の写真が昨年の写真で、花の上に花を付けるダブルデッカーは、庭友の庭で咲いていた花の種を貰い、種から育てて庭に植えたものです。
門柱の後ろにシャラの株立を植えて、外構工事の完成です。 積雪50?対応の2台分のカーポートとアプローチは天然石貼りにして、リビング前に300角タイルを貼ったテラスの現場です。
門柱はショコラブリックを7段積み、20?角のショコラの真ん中をミルクにして両側をチョコのツートンで積み上げた現場です。 ミルクのラインにガラスブロックのミストグリーンを組み込み、表札は当社オリジナルの特殊塗装サイン伊尚のゴールド(金)で作りました。15mmほど厚みがあり文字をレザーカットでくり抜いています。スワッピング塗装で仕上げているので趣のあるサインです。
リビング前のタイルテラスは薄いテラコット調のタイルを使い、白いタイルを十字に貼りアクセントにしました。どちらの色もイタリア製のタイルを使用していて外専用のタイルを貼っています。
カーポートはLIXILのソルディーポート1500タイプで耐積雪50?相当です。以前は積雪耐用と言えば折半になり屋根の上に鉄板が載せられた感じで重く感じました、ここ数年で屋根材がポリカでも積雪耐用型が出てきて人気があります。 カーポート下の灯りも取れるようにもなり、重苦しい感じも無くなりました。
春を迎える前に、カンナキュート物置と、ブラッドストーンでサークルテラスを施工した現場に行ってきました。 先週の金曜日、長野に戻る高速での途中に携帯電話がなり、庭の薔薇がちょうど見ごろなので見に来ませんかとお誘いの電話でした。 五年ほど前に樹脂板で見隠し塀を施工した現場で、翌年、木製パーゴラを追加工事をさせて頂き、昨年、庭の一角にテーブルを置けるスペースが欲しいと相談がありました。
庭に60株以上植えられている花咲く薔薇の庭の中にカンナキュット物置が出迎えてくれました、収納の機能はもちろんありますが、庭の一部として庭を一段と引きたててくれています。 庭にたくさんの花が咲いていても背景がきちんとしていないと綺麗に見えない事が有ります。 いちばん最初に施工した樹脂板のマイティウッドのおかげでプライベート空間が出来、ゆっくり庭を愉しめます。
木製パーゴラを潜ると右手にカンナキュート物置があります、物置の手前はブラッドストーンとマクラギ・白砂利が敷かれ進むとティーエムナインの貼られた小路を進み薔薇を眺めながらブラッドストーンで作られたテラスに行くことが出来ます。
英国製のブラッドストーンはイングリッシュガーデンの国から来た商品だけの事はあり、薔薇の咲く庭に良く似合います、直径が２m７0?のサークルの縁にレンガをまわし、庭よりもわずかに高くしています。テーブルを置きお茶を飲みながら花咲く庭を見ているだけでとても癒されます。