タグ: 長野市

先日完成した現場のアプローチには鉄平石が使用されています。高低差があるため1段の段差をつけましたが、段差の側面は鉄平石を小端積みにして施工しました。小端積みとは名前の通りですが、板石の小口や小端を見せて重ねていくものです。単に板石と言っても厚みや石の割れ方がそれぞれ違うので、きれいに見えるように組み合わせて職人さんが積み上げていきます。乱貼りの鉄平石からさりげなく見える小端積みがとてもいいアクセントになっています。

こちらはフェンスの基礎にブロックではなく小端積みを使用した現場です。写真でもわかるように大きい石から薄く小さい石など細かく組み込まれています。天然の石なのでグレーや茶色、少し黄色がかった石などが混ざり、より自然で植栽と絡めたときにも違和感のない風景に仕上がります。水で濡らせば石の色がよりはっきりと出てくるのできれいです。ブロックやコンクリートではなんだか物足りない、もっと自然に見せたいという方は小端積みもいかがでしょうか。

鉄平石の他に立派な門柱も施工させていただいたのですが、その門柱の前に咲いていたのがハナシノブでした。葉っぱの形と縁が銅葉っぽい所、落ち着いた紫が渋くて好みでした。漢字で書くと「花忍」でこれまた渋くていいなと思いました。花言葉を調べると、「待っています」「あなたを待つ」という花言葉で門柱前にぴったりの花ということが判明しました。

造園業の朝は早い！現場のスタッフは7時30分、ショップや事務のスタッフは8時が出社時間です。以前は業種の違う事務職に長く勤務していたので、樹木や花に囲まれた職場にいることで気づいたことがあります。樹木の水くれや花の手入れなど今までほとんどしたことがなくむしろ面倒だと考えていました。でもこれがやりだすとなかなか楽しい！樹木に水をたっぷりあげると、緑がみずみずしくなり、また青々として太陽の光を浴びてキラキラしてきます。寄せ植えの花々はこまめに枯れた花をとってあげると長くきれいな花を咲かせてくれます。作業中は無心になれて、作業が終わった後は達成感も味わえます。体も動かしていい汗をかけます！いい事づくしです。

樹木も草花も生き物ですのでちゃんと手をかけてあげると成果が良くわかります。逆にそのままにして手をかけてあげないと枯れてしまいます。トレド長野のショップは新しくなりましたが、外構工事になかなか入れないでいますが（お客様優先で施工しているので）もうそろそろ本腰をいれて施工しようと思っています。カーポートや物置などの展示はありませんが、こんなお庭にしたいとか、こんなお庭で過ごしたいとイメージできるような外構にしようと考えていていますので、樹木や花々をたくさん植栽する予定です。完成したら外構のご相談が無くても是非ご覧になってください。N課長はやく施工をお願いします！

今日もファイヤーサイドさんの新商品をご紹介したいと思います。名前は「クアド」庭やデッキの上などに設置できる省スペースの焚火バーナーで、サイズはW36.4×D36.4H48.6と扱いやすいサイズ感になっています。ファイヤーサイドさんおなじみのコールテン鋼の見た目がとてもかっこいい商品です。

底の部分にパワーバンク・ファンを内蔵させることによって空気が循環するためコンパクトながら火を安定的に保つことができます。写真で見てもわかる通り強火力なので強火が命(？)の中華料理も作れます。燃料はペレットのみで煙や燃焼後の灰も少なく環境に優しい設計になっています。

幅も取らず気軽に使えて強化力で調理も出来る「クアド」は税込み￥107,800でお買い求めいただけます。(販売は5月末からとなっております)