月: 2018年10月

エクステリア勉強会の会場は、新潟のラーバンテックさんの展示場です。液体ガラスの株式会社ニッコーの塩田社長が商品の説明をしていただきました。液体ガラスには無限の可能性があり、エクステリアに使用することも可能です。

液体ガラスを塗布した木製板に水を掛けると、板に染み込むことがなく板の上に水滴が乗っている状態になります。板に浸透しないので現在私達が木製ウッドデッキ・板塀を施工すると定期的にメンテナンスが必要になるので、木製はお勧めしにくいのですが、液体ガラスを塗布することでメンテナンスの必要が無くなります。火にも強くなるので良い事だらけ。液体硝子を塗布した板にマジックで落書きしても簡単にふき取る事がでので、倉敷の災害時に住宅の壁が汚れが取れなくて大変だったようですが、液体ガラスで処理された壁であれば簡単に汚れが取れてしまいます。

当社は、とりあえず、コンクリート床・塗壁に使用する事を考えていて、展示場で試験をしています。コンクリートの表面からの水の侵入を防ぐ事ができればコンクリートの強度・寿命を延ばせます。コンクリートの床の中にはワイヤーメツシュ・鉄筋が入っていて水分が浸透することで錆が発生して強度を弱めてしまいます。　塗布する事で滑りやすくなるのではと心配していましたが、そんなことはありませんでした。又タイヤ跡も水を掛けながら擦ると綺麗にふき取れてしまいます。液体硝子をネツトで調べると、いろんな会社が出てきますが、商標登録されているのはニッコーの液体ガラスだけです。

忙しい時期に行われたので、参加することが出来なかったプレミアムガーデンクラブのメンバーもいましたが塩田社長と一緒に記念撮影をしました。

昨日は、新潟でした。　3年前に立ち上げたプレミアムガーデンクラブ(エクステリア同業者の集まり)で今年春の花巻に続き2度目の新潟です。　北は花巻・福島・新潟・長野・埼玉・千葉・東京・神奈川・岐阜からの参加で、忙しい時期の為に参加することのできないメンバーもいました。　車で新潟に向かい、到着すると、すぐランチになりラーバンテックさんお勧めの差かな市場にある寿司弁慶に行きました。　本店が定休日の為に別館になりましたが、なんと立ち食いで、立ち食い寿司は、初めての体験。

11時、20分ごろの入店にもかかわらず、すこし待ち、メンバーがそろっていませんでしたが先発の6名で立ち食い寿司。

ランチの特選を頼みましたが、新鮮でおいしさに驚き、立ち食い恐るべし。

南蛮海老とズワイ蟹、雲丹を追加で満腹、

本店は、回転寿司のようです。　かえって本店が休業でよかったのかも知れません。　お腹がいっぱいになってからラーバンテックさんの展示場に行き、午後からエクステリアの勉強会で、今回は3社のメーカーさんが私達の為に新潟までやってきてくれました。

先日まで開催していた一本木公園の「秋のバラ祭」

中野市の一本木公園はバラで有名な公園です。

でも、バラだけではなく、様々な草花も楽しめます。

道路や建物、塀などに沿った帯状の細長い庭の事を

イングリッシュボーダーガーデンと呼ぶそうです。

当社樹木医の山本さんが手がけています。

山本さんいわく、個々の花が競い合う美ではなく

それぞれが、ひきたて合う調和の庭を目指しているそうです。

エクステリアもそうですが、建造物だけでは完成しません。

そこに、樹木、草花、芝生、などがあってこそ完成された

美しさになるのではないでしょうか。

当社では、エクステリアをご提案させていただく時、

樹木や下草なども一緒に図面に書いて、

イメージして頂いています。

最初は、外構だけお考えのお客様も、それを見て

改めて樹木や緑を入れることで、より一層素敵に

仕上ることを知っていただいています。

エクステリア(外構)は、まだ新しい業界で、まだまだ今迄にはない可能性を秘めている業界だと思います。　通常業務では、エクステリアメーカー・問屋さんからの情報を元に仕事をしていますが、それだけの情報では、何かが足りないのではと感じています。　そう思えるからこそ、常に新しい事を考えエクステリアに応用できるように努めています。　トレドは、他社にはないオリジナル商品(ジュエルグラス・H鋼門柱・伊尚・)などがありますが、今エクステリアに使用する事を検討しているのが、液体硝子です。

先日、展示場の数年前にコンクリートを打った場所に液体ガラスを塗布してみました。　既存のコンクリート床を綺麗に洗浄してから、液体ガラスを流しスポンジで塗っていきます。

塗終わり、乾き始めた頃に、水でコンクリートの表面を綺麗に流して行きます。　翌日、コンクリートを見てみると依然とはコンクリート床の表面が違っていました。少し青味が帯びて変化がみられる。　数日後に、コンクリート床に車を乗せて、わざとタイヤの後を残し、墨゛を流しながら擦ってみたら簡単にタイヤの後が消えました。　液体硝子は、シリカを主成分とするアルカリ性水溶液がコンクリートの表面に浸透・拡散してイオン置換反応によって高硬度のガラス物質を作り長期に渡り、耐候性・耐水性・耐薬品性・耐不燃性の高価をもたらすようです。

試験をして当日には、メーカーさんにも来ていただき、いろいろ説明を受け、県外の同業者の友人達にも参加して貰い勉強会をしました。　当社で、現在、考えているのは、コンクリート床面・塗壁などの保護材としてこれからエクステリアに使用することを検討しています。