三年後の門柱花壇ハツユキカズラ。

デザインしたエクステリア現場は、殆ど覚えていますが、正確な場所、エクステリア現場の行く道までは、覚えていない事がある。

川向こうのエクステリア作業中の現場に行った時の事ですが、その現場に行く為の道は毎回同じ道を車で走っっていったのに、なぜか、その日だけ、いつもと違う道を進むことになりました、曲がると細い道になりますが、なんだか近道のように思え、少し急いでいたのかもしれません。

引き渡しを済ませてから、三年の歳月が過ぎていた現場です。 この場所にあった事を忘れていました。

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天端を曲線にして、門柱の真上からみても中央が膨らむように曲線に見える、ベージュ色が掛かったホワイト系のジョリパットを塗壁にした門柱で、ディーズガーデンのA-07鋳物サイン、横にミニオーナメントを取り付けたシンプル門柱で、少しでも門柱がハッキリ見えるように濃いめのポールを立て、クリアのガラスブロックをランダムに埋め込んだ門柱。 完成してから三年の間は見る事のなかった現場ですが、花壇の中のハツユキカズラが眼にとまりました。

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三年前の門柱前の花壇のハツユキカズラは、こんな感じでした。 苗を隙間を開けながら植えこんでいます。キョウチクトウ科テイカカズラ族のハツユキカズラは常緑で、新しく伸びた葉はピンク色でだんだん薄くやがて白い葉になるので、花はありませんが色の変化を楽しむ事が出来ます。門柱前の花壇部分は、一年中緑がある状態になるように考えています。 植物・植木は生き物です、引き渡し後、お客様が手入れをして頂けないと素敵にはなりません。隙間が見えないぐらい成長していました。このままの状態が続くと蔦のようにジョリパットの門柱壁を上っていきます。