ベニサラサドウダン

今回も信州エクステリアフェアの内容を絡めたブログになります。
2日間のフェアの中で、本日のブログ担当が関わったお客様から反応が良かった植栽が1つあります。

下の写真で左の、赤い花が付いている樹木『ベニサラサドウダン』です。

ベニサラサドウダン

ツツジ科 ドウダンツツジ属に分類される、スズランに似た白い花を咲かせるドウダンツツジの仲間です。

緑に赤がとても映えていて、通りかかったお客様にも「赤くて小さくてかわいいですね」と声をかけていただく事が多かったです。

ベニサラサドウダン

秋の紅葉も綺麗な樹種で一年中見ごたえがありますが、多少デリケートなところもあるので、庭木としてはあまり見かけないのではないでしょうか。

ベニサラサドウダン

近付くと濃い赤色の筋が入っているのが見えるかと思います。

ちなみに、ドウダンツツジは漢字で『灯台躑躅』と書きますが、『満天星』とも書くそうです。
こちらは霊薬を作っている際に誤ってこぼした霊水が木に散って、壷状の玉(ギョク)になり、満天に輝く星のように美しかった、という中国の故事から来ているそうです。
(※ネットでは満天星躑躅でドウダンツツジと表記しているものも多いですが、辞書には満天星だけでドウダンツツジとしているものもあるそうです)