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とにかく暑い
朝から暑いしか言葉が出てこない日々が続く中、長野市にある個人邸の手入れに伺いました。縦長のお庭ですが、古くからある2本の赤松の下を通り抜ける庭となっております。






いつも写真が、着手と完了なので今回は木の上からの状況を撮ってみました。

庭での松は仕立物なので、幹から枝その先の芽で仕立てていきますが、芽ばかり止めるのではなく松の特徴を活かした剪定が必要だと思います。松は成長が早いので枝を抜いていくイメージで剪定していきます。指を差している枝が古い枝で、上にかぶせてきている枝が新しい枝です。

古い枝を落として、新しい枝に入れ替えることで、柔らかく自然に近い状態になります。新しい枝を作るのに3~4年はかかりますが、我慢して枝を作り入れ替えていけばずっと柔らかい状態を維持していけます。

あとは古い葉を取る程度で仕上がりです。最近はすごく強剪定した手入れをよく見かけますが、サッパリしていていいのかもしれませんが、逆に伸びますし病気にもなりやすくなります。枝先を止めるのではなく、枝で落とすことです。
「オーナメンタルグラス」のおすすめ
毎日暑いですね。細やかな熱中症対策が必要な今日この頃です。
暑いと庭の植物達も大変なことになります。適量の水やりや手入れが必要になるのですが、朝トレドの展示場の植物の手入れをしていたら、さらさらと風に揺れる植栽がありました。
その姿のさわやかなこと!!

巷でいう「オーナメンタルグラス」達です。
オーナメンタルグラスとは、「オーナメント=装飾物」と「グラス=草」を掛け合わせた言葉です。
印象的なデザイン性があり、お庭づくりのアクセントとして適しています。
いいところは装飾性だけではありません。季節の変化で葉の色を楽しめたり、乾燥に強いものも多いのです。


カレックス類やフェザーグラスなどのイネ科は有名ですが、特にパンパスグラスは夏の時期に切り花でも良く見かけることも多いかと思います。最近はインテリアのドライフラワーとしても大変人気があります。

オーナメンタルグラスに少しでもご興味がある方は、ぜひ宿根草やオーナメンタルグラスを中心に幻想的な庭園をつくるガーデンデザイナーのピィト・アウドルフさんの作品を見ていただきたい!!
自然主義の世界観、本当に素敵です。

また、先日個人的に宿泊した白馬のペンションのお庭も本当に素敵でした。樹木やガゼボテントにイルミネーションライトがついていて、お庭を楽しむ最高の演出でした。

自分の理想のお庭を、楽しみながら目指して作っていきたいものですね♪
庭づくりに使う石
毎年、梅雨時のジメジメと暑い季節には、一雨ごとに雑草がドンドン伸びてきて、あっという間に、雑草だらけになります。防草対策としては、防草シートを敷いて、その上の砂利やテコラなどを入れたり、コンクリートやスタンプコンクリートなどにする場合などあります。トレド長野店の庭スペースでは、草が出ない方法として、樹木のまわりを石張りにしたり、石や苔などを配置して雑草が生えづらいデザインにしてあります。全く生えてこないわけではありませんが、石を突き破っては生えてきません。



石の種類もたくさんあって、色や形などその庭に合うものをチョイスして、平置きや小端積み、石組などレイアウトしてみるのも楽しいですし、雑草対策にもなるので、一石二鳥です!










