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高低差がある土地でのエクステリア
今回施工させていただいたエクステリアの紹介になります。


Y様のお家は道路より設計GLが低く、土留めが必要でしたので、今回は浅間石による土留めを施工しました。土留めを1ヵ所だけにしてしまうと高さも必要になりますし、何より圧迫感が出てしまうので、下の写真の様に数段に分けて、自然で奥行きのある風景にしています。職人が一つずつ石の向きを見ながら丁寧に積み、仕上がりました。ここにいずれ植栽が入った時はとても素敵になると思います。


道路から玄関ポーチに向かって下がっていますので、ステップを作りました。シンプルなコンクリートステップには蹴込みがあり、蹴込み下にはLEDライトを仕込んでいます。ステップが浮き上がったように見え、立体感が出ました。三協アルミのジーエムlightもいいアクセントになり、シンプルなのにかっこいいアプローチです。


門柱はY様こだわりの素材を使用させていただきました。小端積みの重厚感ある門柱に仕上げたいということでお選びいただいたのは、INAXラグナロックデラノクリフⅡという種類になります。小端積み特有の起伏と本物さながらの色味で、高級感がすごい。小端積みに合わせた表札やポスト、宅配ボックスもお客様のこだわりのシンプルなブラックカラーでまとめています。


お庭側にはすでにかっこいいタイルテラスがあり、その周りを囲むように荒倉ゴロタとフェンスを施工させていただきました。ゴロタ石は曲線を描く様に優しいラインで敷きならべ、その中に樹脂フェンス「アルファウッド」を設置。アルファウッドは、腐らず強度があるのはもちろんですが、木目の凹凸もしっかり再現された板材で、本物の木そのものです。テラスから広がる砕石は錆砂利を使用。お客様のイメージを再現した素敵なお庭になりました。

全体のご計画として、最初にご来店いただいた時から、Y様のご希望されている外構イメージがとてもまとまっており、ご希望に添えるよう詳細をお打合せさせていただいた現場になりますが、Y様からは「”こんなイメージにしたい”という要望を全て的確にくみとってくださり、理想を通りこした出来栄えにしてくださいました。」というありがといお言葉をいただき、大変嬉しく思っております。Y様、施工中はたくさんのお心遣いをいただき誠にありがとうございました!
石と仲の良い植物たち。
今回の画像は、作庭してから20年たった庭になります。
庭を造った時は石の表情が赤茶色していましたが年数が経つごとに黒ずんでいき、趣のある姿に変わっていきます。
さらに年数経過すると環境にもよりますが石に植物が生えてきます。
スナゴケやシダ・イワヒバなど色々な植物が育ち、自然の景色に近づいていきます。わりと雑草が少ないと思います。


この画像は、見事に石前面にコケが生えシダ植物の優しいラインが硬い石の雰囲気を和らげてくれています。


石仏を掘ってみました。
四角の柴石(長野市松代でとれる石)を石ノミで加工して作りました。なかなか丸みを出すのが難しく苦労しましたが他にはない一品物になります。石仏もコケが生え趣が出てきました。
カタログには無い物を作るのも庭作りの楽しいところですね。

アースボート
今回、施工させていただいたEarthboatの宿泊施設内の水路工事のご紹介です。
Earthboatとは自然に触れるために作られたサウナ付きタイニーホテルです。建築には国産材の木材を使用しログハウスに近い温かみを感じられます。そして、この場所には湖があり湖畔を眺め、自然の林の中でゆったりと時間が流れる場所です。
そんなロケーションの中で水路工事をしました。
最初に現場調査にいくと5メートルのパイプが2本立っていました。井戸を掘り水が3メートルぐらい吹き上がっているとのこと。その水を使い何かにできないかと相談があり計画が始まりました。



まずは、どこの高さまで水の勢いがあるか調査しました。パイプに穴をあけると結構な水圧がありました。一時間ほどあけても水圧が落ちなかったので間違いなく高さが出せることを確認できました。

今回は石を積み上げた井戸を作り、そこから泉のように水が湧き出て小川になり水が流れていく景色を計画しました。
まずは、造成工事しスキ土・砕石・砂下地の順番で作業していきます。次にある程度の小川の形に成形していきます。

水が漏れないようにシート防水の施工方法をとりました。流れ全体にシートを敷き均し、井戸の基礎を設置し排水パイプへ接続していきました。


いよいよ石組みスタートです!
天然石を使い一つ一つの形を活かし積み上げていきます。今回は、円形に積むのでちょっとハードルが上がります。石を加工しながら若い職人が丁寧に作業してくれました。井戸の天端は金華砂利の洗い出しにしました。
小川の石組みもなるべく自然に近い組み方にしました。所々に小さな滝や水が変化するように石を据え付け水の音が聞こえるように施工していきます。
石組みが終わり、5メートル立ち上がっているパイプの切断です。水がどう動くか勝負です!



井戸の周りから均等に水が流れ、石の凹凸で水が遊び・水のいい音がし一安心。まだパイプが見えてしまってるので低いところで切りなおします。

川底に金華砂利を敷き均し、鉄平石の原石を使い通路を作りました。
地下水が温かくて、冬でも凍らないと思います。
まだ、オープンしていませんがアースボートで検索してみてください。
大自然の中のEarthboatでゆっくりとした時間をすごしてみてはいかがでしょうか?

育てる樹木管理。
数年前に施工させていただいた作品になります。
今回は植栽した樹木の剪定作業をさせていただきました。
植物が育ち浅間石が見えない状態になっていたので今回の剪定は植物の幹を元から切り詰める選定方法をとりました。
高木のダンコウバイ・ソヨゴ・アオダモ・ヒメシャラ・ヤマボウシはまだまだ大きくなってもらいたいので返り枝やあや枝(交差している枝)を外し、先を止めない剪定をとりました。
樹木がちゃんと根付いたので竹の樹木支柱も取り除きました。


次に一番大事な低木下草剪定です。庭を眺めるとき人の目線は目の高さより下の空間に目が行くからです。
伸びすぎてしまった低木や下草は小さくしようと樹木の先端で切り詰める選定は大きな間違いで、これを繰り返せばごつごつの樹勢になっていきます。低木・下草の剪定の時はまず植物の根元をよく見ます。すると、小さな芽や枝がたくさん控えているのでその芽や枝を大事に育て、大きくなりすぎた枝を外していきます。枝を更新することで風にゆらゆら揺れるような優しい樹勢を保つことができます。








