すっきりと明るい印象のお庭へ

既存の門柱、アプローチは残して塗り直しや洗浄を。庭木は剪定をして草が生い茂っていた地面には苔や防草シートで管理のしやすいお庭にリフォームをさせていただきました。

先ずは処分する木を伐採、伐根をして洗い出しにかぶってきてしまう景石を移動してきます。

こちらのように大きな石は人の手で持ち上がるわけもないので、写真ような道具を使って位置を決めていきます。

門柱周りには苔を敷き詰めました。アールで形どっているのは縁思いという商品になります。

既存のタイルテラス前のフロアには洗い出しを。洗い出しの下地を作り、周りには防草シート、金華砂利を敷き均していきます。

コンクリートを流し込み硬さを見ながら金華砂利を撒き、均し、撒き、均しを繰り返して均等に石が入ったところで表面のコンクリートを水で洗っていきます。

コンクリートが乾いてくると金華砂利の色がより綺麗に出て、ただのコンクリートよりも石の表情で雰囲気が良くなります。

手前は防草シート上に敷き詰めた金華砂利です。

Before

緑が生い茂っていた通路もすっきりと。

After

Before

After

生かせるものは生かして使用し塗り直しや洗浄、剪定や防草対策で管理のしやすい明るい印象のお庭に仕上がりました。

庭のリフォーム

maeniwa

茶庭のリフォームをしました。

以前の茶庭は、樹木が大きくなり混み合っていて茶事を楽しむには扱いにくい形になっていました。

作業の流れとしては景観に必要のない樹木を伐採・伐根し、残す樹木を根巻きします。

次に景石や飛び石他を外します。

tukubai

そして、庭の重点になるつくばいから石組みをはじめていきます。表のつくばいの水鉢が大きいので深さがあるつくばいになりました。

つくばいの位置が決まったら景石を据え付け飛び石を据えていきます。

骨格が出来たら植栽になります。

isigumi   syokusaimae   nijiriguti

最初に根巻きしておいた樹木を剪定し周りと調和するように植栽していきます。樹木の高さを変えたり、幹ぞりを合わせます。

そして、山野草や下草で模様をつけていきます。下草を植える時は植物の成長を考えて植えると失敗しにくいです。

最初はさみしいと思いますが・・・

syokusai  nagare

kakehi  tobiisi

mizubati

樹木は成長するので管理が必要になりますが極力剪定しない方が自然に枝が伸び柔らかい雰囲気になります。

itinenngo

この画像は1年経過した茶庭です。植物が落ち着き一つの景色になりました。