フッキソウの下に隠れ咲く原種シクラメン。

風が冷たいと思う時があるようになったこの頃です。

この季節に咲くシクラメン、門柱の後ろ側で陽が当たりづらく日影になる場所には、日影に強いフッキソウが植えられていて、一年中、常緑り葉があり背の高いものでも20㌢ぐらいかな、そんなフッキソウの下に薄いピンク色の花が見えてます。

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日本原産の富貴草は吉事草とも呼ばれ、縁起の良い呼び方もされている、ギザギザの葉が特徴で地面を這うように広がっていき、ほとんど手入れがいらなく白い花も咲かせます。日陰のグランドカバーとして最適な植物です。

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そんなフッキソウの下に、隠れるように原種シクラメンが花を咲かせています。 フッキソウよりも小さく、背丈は大きくても10㌢程のかわいい花。 原種シクラメンは10年以上前に数株購入したものを、この場所には3株植えたものです、それから、どんどん増えてくれ今ではたくさんの花が見られます。こんなに可愛らしいのに、球根を見て驚いたことがあります、大きさが500円玉より大きい厚めのせんべいのような形でした。

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シクラメンの名前はギリシャ語のキクロスからです、キクロスの意味は らせん という意味で、英語ではサイクル 日本語では円になります。どうしてそんな事がというと下の写真を見て貰えれば分かると思いますが、花茎がクルクルと丸まっている、この姿からの由来です。こうならない原種もありますが、この姿が原種シクラメンの特徴になります。

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シクラメンの名前の由来は、ギリシア語の「キクロス」という言葉からきています。キクロスの意味は、「旋回」「らせん」という意味です。英語でいうところの「サイクル」つまり「円」という意味から、シクラメンという名前になりました。この花茎のクルクル丸まった様子が名前の由来で、原種シクラメンの特徴の一つです(花茎がまかないタイプの原種もあります)。

家の中に飾る園芸種と違い、庭上にして冬の寒さにも耐える原種シクラメンです。