月: 2020年10月

庭に出ると、甘い香りが漂ってきます。　金木犀の花の咲く季節になりました。

庭に植えてから、三度、場所を変え植え替えた金木犀は、ずいぶん大きくなりました。樹の下の方では、花が開き始めています。

庭に植えてから、現在の場所に収まる迄に三度、場所を変えているのですが、丈夫な木です。　今では、２階のバルコニーよりも高く、測ってみたら5㍍50㌢の高さ、駐車場の後ろで西側の隣地境界近くに植えられています。成長も早く下の方の枝は出来るだけ切るようにしていて隣に迷惑にならないように気を付けています。　反対側の東側には、木製で造られたデッキとテラスがあり、ランチやティータイムは、殆どこの場所で過ごします。エクステリアデザインを考える時に、スペースがあれば、出来るだけ庭に出て過ごせる場所の提案を心掛けているのは、そこで過ごす時間があることで、気持ちが随分と変わるものです。　エクステリアで綺麗にするだけではなく、これからの生活が心が豊かになれるように提案しています。

オレンジ色の小さな花は、下から上まで咲いていて、下の方は開花していますが、上の方はまだ開いていません。花は一週間程の寿命ですが、次から次にと咲いてくれるので、しばらくは楽しめます。

江戸時代に中国から日本に伝わった金木犀は、本来、実が付きますが、日本にはオスのみ伝わり、国内で実を見る事は出来ないようです。

他の植物や樹よりも、遠方からでも香りが分かる金木犀、花がたくさん咲くことがそうさせているようです。　香りは、リラックス、　香水に使用されている事は多くの人も知っていると思いますが、多くの食品にも使用されている金木犀。

花言葉は　「謙虚」　「気高い人」　「真実」

ヨーロッパには、魅力ある街が多くありますが、是非、もう一度行ってみたい街の、ひとつがクロアチアのドブロブニクです。　世界遺産の旧市街は全長1960㍍の城へくに囲まれていて、その城壁を歩く事ができます。

アドリア海に突き出した旧市街は、アドリア海の真珠と呼ばれている街で、標高412㍍のスジル山からの眺めが素晴らしく、ロープウェーは混雑しますがラッキな事に始発に近い時間帯に乗れたので山頂でもゆっくり景色を眺める事が出来ましたが、海から吹き上げる風が強かった。

旧市街に入るには、幾つかの城壁の下の門を潜り抜けなければ入れません。　門を抜けると中世の様子を窺がえる街波が、フィレンツェにあった世界でいちばん古い薬局の次の次に古い薬局、世界で三番目に古い薬局が修道院の中に今でも営業を続けている街並みは別世界が広がり、頑丈な城壁に囲まれているのがドブロブニクです。

城壁に登れるのは三か所で、私はプロチェ門近くの入り口から入り、ゆっくりと海を街並みを見ながらアップダーンのある城壁のの上を歩きました、入場料が少し高かった記憶がありますが、ドブロブニクに行ったら是非歩きたい場所です。

白い壁とオレンジ色の屋根瓦のドブロブニクの街は、とても素敵で見飽きる事はありません、この眺めは復旧された街並みで、ナポレオンが屋根瓦の70%を砲弾で破壊し、ユーゴスロビアの内戦によっても破壊されたものかあります。　そんな事があった事を忘れさせてしまう素晴らしい景色でした。

アドリア海に突き出している場所は崖の上に城壁が築かれていて潮風を受けながら心地よい散策、もう少し進むと崖の上に造られたカフェがあったのですが、城壁の外でアドリア海に突き出した岩の上にあり、行き方がわからずに諦めましたが、次回、行く機会があればぜひ行ってみたいです。

城壁の歩道の巾は2㍍程で、カモメが手の届く位置で、人慣れしているのか逃げる様子もない、ゆっくりゆっくり１時間以上の時間を掛け城壁の上を歩く

城壁を歩く前に、港の広場のような場所のレストランでランチ。　イカスミのリゾットとエビを外にあったテーブルで食べていると足元で猫がおねだり

ランチの後は、ボートに乗りアドリア海を走る、海から旧市街を見たり、近くの島を回ったりしてから城壁に向かいました。城壁はポルトガルに行った時にオビドスの城壁を歩いた事もあります。　　

空は、青空だろつたり曇り空だったりで見る方角で変わっていた、アドリア海も綺麗でしたが、晴れていた方が綺麗に見えていました。

夜は、旧市街ある老舗のレストランプロトでアドリア海の幸を、イカスミのリゾット・オマールエビ

ドブロブニクでは連泊で、ホテルは旧市街から離れていて、ピレ門を出た、城壁の外にあるバス亭から、10分ほど到着する場所、ちょうどホテルが写真に写っています、海の近くアーチ状に部屋が見えている、そこの部屋でした。知らない街でバスに乗るのは少しフワンもあり、これも旅の醍醐味かもしれません。おみやげにホテルの中にあった画廊で城壁に囲まれたドブロブニクを描いた絵を購入して部屋に飾っています。

エクステリアデザインで、幾つか心掛けている事があり、そのひとつがオリジナルです。　外構(エクステリア)は、多くのお客様が、生涯で何度も行う事ではありません。　それだからこそ、こだわりも大切だと考えています、私、自身、エクステリア工事を考えた時に、自分の近所に同じ感じ、同じ商品を使用した現場があれば、できれば避けたいと思います。　そんな思いは、お客様も同じだと考え、トレドに他にはないオリジナル商品が幾つもありますが、今回は、その中のベネチアンガラスブロックサインを紹介します。

ベネチアンガラスブロックは、イタリア制の輸入品です、建物の中の間仕切りとか、お洒落使い方をいる商品で、大きさがレンガブロックと同じぐらいの大きさで、カラーは何色かありますが、ガラスの塊なので反対側に光が透過して見えます。　この商品を見つけた時に、表面を加工して表札に使用と思いました。　トレドの作業場では、以前からガラスブロックサインやカットダルに文字・デザインを施して現場で使用していたので、同じようにサンドブラストで文字入れが名能なのでピンときました。

お客様に提案すると、すぐに気に入って頂けて、ついでに、デザインもお客様に考えてもらいました。　できれば、お客様も参加できる外構を考えているので。　大きさが半分の物もあり、この現場では一個と半分のガラスを使い、平面(面積の広い面)に文字とデザインで半分のガラスにデザインを入れました。　折角なので、制作をお客様にも手伝って頂きサンドブラストで彫って貰いました。　自分で考えたデザインを自分の手で制作をする、これもトレドの特徴のひとつです。　裏側にLEDテープが点灯するようになっています。

駐車スペースを考えると、門柱の位置が難しかったので、玄関ポーチの横に2色のレンガブロックを積み、ベルチアンガラスブロックを組み込んだ現場です。

ベネチアンガラスブロックを3段積んでのサインです。　平面ではなく側面に文字・デザインを彫って作ったもので、名前は3段の中段にブルーのガラスで、上段・下段はクリアにして、どちらにもお客様が考えたデザインをワンポイントで入れています。一点物のオリジナルデザインはその家の顔になる門柱を、素敵に見せてくれます。

作りたてのベネチアンガラスブロックサインを作業台に置いて撮った写真です。　ひとつひとつにガラス保護材を巻いて傷が付かないようにしてから、門柱のブロックを積む時に、一緒に組み込んでいきますが、この状態で見て貰うと、ガラスの透明感が分かってもらえるのではないでしょうか。　ベネチアンガラスブロックサインは、トレドにしかできない事もあり人気で、今迄に多くの現場で施工していすが、見かけたら、それはトレドの現場です。