月: 2011年11月

11月だというのに、暖かな日が続いていて、山は例年より紅葉が遅れてるように思えます、この時期になると高山の山田

温泉入り口に掛かる橋から松川渓谷を望む紅葉がとても綺麗なので、でかけてみると思ったほど紅葉が進んでいません

でした、もみじの紅葉がいまいちでした、中には葉が枯れたように見える木もありました。

橋の上に立ち東側の渓谷と西側の渓谷を見たのですが、赤色が少ないです、紅葉は赤・黄・朱といろいろな色が混ざった

方が綺麗に見えると思うのですが、色が少ないです、

山田温泉を抜け七味の方に向かうと、ところどころ山紅葉が秋色に染まっています、「もみじ」を漢字にすると紅葉

コウヨウとも読めますね、紅葉を代表する木はモミジですね

山全体が染まるには、まだ時間が掛かりそうだし、もしかするとこれ以上にはならないかも知れませんね、七味まで

行くと、温泉に入りたくて、以前に良く行った、日帰り入浴できる一番奥にある橋の向こうの温泉に行ってみると

閉鎖されていました、広くて気持ちの良い露天風呂があったのですが、そのかわりなのか、少し手前に以前はなかった

露天風呂が出来ていました、せっかくここまで来たのだから入る事にしました。

話を聞いてみると、毎日お湯を落としていて、13時間かけてお湯を入れて、入浴する時にちょうど良い湯加減になるよう

です、流れ込んでいる所の温度は67度だそうです、自然に囲まれて、湯船のすぐ下を松川が流れています、白く見える

温泉は、鉄分を多く含んでいて、底に触れると黒くなります、とても気持ちの良い温泉で、また出かけて行きたいです。

結婚式の料理たち

写真撮ったりイベントあったりで忙しかったですが、ちゃんと全部食べてきました

チョコレートホンデュもあって、しあわせ料理おいしかったです

見たら、可愛くてなかなか食べられそうにもない、まんじゅうは豚の形をしている、丸いカプセルに入っていて賞味期限は

それほどあるわけでもないので、思い切って食べてみたら、美味しい。

丸いカプセルの中にピンク色をした、まんじゅう、

ピンクの豚の鼻が眼が、なんとも言えない、なんだか、食べるなといってこちらを見ているように思えてくる

眼が潤んでいる、まんじゅうなのに、そんなふうに見えるのが不思議です、良く見ると耳もあります。

新蕎麦が食べられる季節になりましたね、お蕎麦好きな私にはうれしい季節です。

信州には、大西流の蕎麦何処が何軒かありますが、家から一番近くにあるのが、おぷせです、大西流のお蕎麦は特徴

のあるものが多いですが、その中でも代表的なものが発芽蕎麦でしょう、蕎麦の実を発芽させると、蕎麦の甘味が増しま

す、蕎麦粉100%の発芽蕎麦を、はじめにそばつゆを付けずに食べてみるとその旨みが良くわかります。

私は二色蕎麦を頼みました、真っ白な更級と変わり蕎麦は、本来ならば、ゆずなのですが、今回は巨砲でした、蕎麦が

紫色になって巨砲だということがわかると思います、おぶせの蕎麦はどれも蕎麦粉100%です、信州にはいろいろと美味し

い蕎麦があるのですが、大西流の蕎麦は、脱サラで始めたお店が幾つかあるのですが、どのお店も美味しいお蕎麦が

食べられます。

お蕎麦を注文するときに、天麩羅も一緒に頼む事が多いです、茶塩を掛けて頂きます、一緒に頼んだ蕎麦団子は、甘辛の

たれが付いていて、少し固めの蕎麦せんべいのようなものです。

最後に出てくる、蕎麦湯も大西流は、結構濃くてしっかりと蕎麦の味がしています、本家の上田のお店で食べた時には、

とても濃くて、聞いてみたら蕎麦粉を足して入れていると聞いたことがあります、そばつゆを少し入れて飲むと、蕎麦湯を

飲んだと実感できる味です。

お酒は全然飲めないのですが、美味しいものを食べるのは大好きです、好き嫌いがほとんどないので何でも食べられるの

ですが、最近は、和食がいいなぁと感じます、お祝い事があり、会社のスタッフにも気持ちだけと思い何かあげようと考えた

時に、すぐに頭の中に浮かんだのは、小布施にある鈴花さんの料理でした、遠方から友人が来た時にも食事を考えた時に

鈴花さんに食事に行こうと思うことが多いです、外から店舗もとても素敵で、店内も和にモダンさが加わった雰囲気の良い

お店です、料理の味はなるほどと感じるものです。店主の気持ちが伝わってくる素敵なお店です。

電話して、料理をお願いしたら喜んで引き受けて頂けました、お願いした月曜日の午後にはお店まで、出来たばかりの

料理をわざわじざご自身で届けたくださいました、深みのある箱を開けてみてビックリしました、まず驚いたのは色鮮やかに

盛られた料理の美しさです、季節感を感じる一品一品、口の中に料理を運んでまたビックリです、鈴花さんの料理が

美味しい事はわかっていたのですが、改めて美味しいと思いました、何度か食べた事があり知っている料理にビックリ

するのですから凄い事だと思います。眼で見ているだけで楽しめる、鮮やかころもであげられた海老、もみじの葉の形の

野菜と銀杏の葉の形に作られた芋、寿の文字の貼られた金色の包の中には、田作りが入っていて、柔らかく優しい

味でした、食べなれている栗も美味しい、レンコンの穴に詰まっている小豆、おそらくサワラだと思うのですが西京漬けが

美味しいです、深みのある箱の中には上から見ただけではわからないものも隠れていました、笹の葉に包まれていたのは

チマキでは無くサーモンかマスを燻製にしたものを乗せた寿司でした、滋賀ではお祝い事にかならず登場する赤こんにゃく

も入っていました、店主の鈴木さんとは何度か話をしたことがあるのですが、ちゃんと記憶していてくれて真心のこもった

料理を作ってくださり感謝しています。

鈴木さんから、お祝いに太巻きを頂きました、太巻きが一本と、たぶんサバの棒寿司を一本

これも、驚かされました、この棒寿司、普段であれば絶対に食べる事のない嫁さんが美味しいと言いながら

幾つか食べたのです、こんな事は今までにありませんでした、生臭さがまったくなく酢飯には白胡麻が混ざり。魚の上に

薄く被せられた昆布、酢飯と魚の間にはとても細く切られた青しそと、手が掛かっています、太巻きも同じうに手が掛かっ

ています、酢飯を上と下に巻きその中に具がたくさん入れられていて、とても美味しく頂けました、作り手の気持ちが伝わ

ってきました、料理に感動したのは久しぶりの事です。

栗は何度も食べていたのですが、箱に詰められた料理の中に、皮が

付いたままであげられている、栗が入っていた、これは、初めて食べる

栗の味でした、どんな味がするのだろうと思いながら、食べたのですが

栗では、初めての食感です、鈴花さんの料理には、他では掛けていな

い手間と工夫がある料理です、素材の事も良くわかっているからこそ

こんなにも美味しいものができるのだと改めて実感しました。

美味しい真心のこもった料理をありがとうございました。