スミレとツマグロヒョウモン

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15年以上前になると思いますが、当時塩尻の現場を施工していた時に、スミレをひと株だけ頂いて庭に植えたのが、年々増えていき、抜いても抜いても、また違う場所で花を咲かせてなかなか減りません。 花が終わると小さな種を弾き飛ばして、着地した場所で発芽して増えていきます。 根だけを見るとワサビのように見えるスミレ白い花に淡いブルーが混ざります。 いろんな花を植えてみたいので、一時はほとんど抜いてしまおうかとも考えましたが。 ツマグロヒョウモンを見つけてからは、スミレの場所を確保しています。

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ツマグロヒョウモンが成虫になったばかりの時には、上手に飛ぶことができないのか、私の指に居ても逃げたりはしません、もともとは南方で生息していた蝶ですが、餌とするスミレ・またガーデニングが盛んになり日本中でパンジーなどを育てるようになってからは北上して、私の庭に毎年、姿を見せてくれます。

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庭にブルーベリーを植えるスペースがなく、駐車場に鉢植えにして、2本のブルーベリーを植えています。 この鉢の中にも種が飛散したらしくスミレがあります。 冬の間は見ることもなかったブルーベリーでしたがね芽吹き始めたので見てみると、鉢の中でスミレの花が咲き始めていました。

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覗いてみると、ツマグロヒョウモンの幼虫が居ました。 冬の間はサナギで凄し、孵化したようです。 庭で化学薬品を使い消毒をする事がないので、ちゃんと生きていてくれたようです。 今年もまた庭でツマグロヒョウモンが飛ぶ姿を見ることができます。