懐かしさが蘇る和菓子の店

私は、高校生になるまで、桜枝町に生まれ暮らしていました。 すぐ近くに善光寺があり、善光寺界隈でよく遊んでいました。また小学・中学と新聞配達をしていて善光寺の宿坊も配達地域になっていたので良く知っている場所です。中央通りの一本西にある通りに、「成金まんじゅう」のお店があり、当時はコンビニなどはないので、このお店には学生がいっぱいでした、成金まんじゅうは大判まんじゅうとか、いろいろな呼び方がされていますが、いろんな具の入ったまんじゅうは当時数十円で買えたと思います。 その場所に、和菓子屋さんが2年ほど前にオープンした事を知りませんでしたが、外から見ると同じ場所で、普段はあまり人通りのない静かな通り、善光寺界隈は、どんどん新しいお店がオープンして40年以上前の当時とは変わっています。

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お店の名前は「豆暦」名前からすると、季節に合わせた和菓子を出してくれるのだと思います。 入り口に掲示板があり、萩の餅と書かれた四種のおはぎが季節限定で販売されていたので買いました。

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萩の餅1パックと、今が旬の栗のお菓子焼き栗、これは熊本産の栗と砂糖だけで作られているようです、あと購入したのが。どらやき・焼き芋を買いましたが、どのお菓子も食材にこだわり丁寧に作られているお菓子です。 店内で小さな写真がありました。小さな女の子が写っていて、オーナーのようです、お店の奥で作っている様子が見えました。

お店にいたおかあさんらしき人がが話をしてくれて、20前ほど前に成金まんじゅうのお店は閉店して、そのあとは空家の状態だったのを借りてオープンさせたお店です。当時、成金を焼いていた場所もそのまま残っていて、その場所で、どらやきを作っているようです。 しばらくお店の中に居ましたが、当時の事が重いだされて懐かしかったです。