ひな人形のお話。

先日、トレドのひな祭りという記事で雛人形の話題も出たので、3月3日は過ぎてしまいましたがもう1つ雛人形のお話です。

先日、初めて須坂市の【三十段飾り 千体の雛祭り】を見に行ってきました。
時間がなくて今回は世界の民族人形博物館にのみ行ってきたので、そちらのご紹介です。

県内では毎年この時期にニュースにもなるので、知っている方、実際に見に行った事のある方もいらっしゃるかと思います。

雛飾り
ハートになっているのがとっても可愛いです。

こちらのスペースは撮影OKとの事で、バシバシ写真を撮ってきました。

実際に見に行ってぜひ体感していただきたいので、ポスターにもなっているような、下からの構図は載せませんが…数と迫力に圧倒されました。

雛飾り。
手が届きそうなくらい、間近に見ることが出来ます。(絶対に手は出しません)

下からだけでなく上から間近に見ることも出来て、それぞれのお顔の違いや、着物の違い、ちょっとしたポーズの違いも楽しめました。

菱餅の色って、並び順に決まりごとがあると思っていましたが、それぞれで違うのも新たな発見でした。

それと、本日のブログ担当は学芸員資格を持っていて、別の美術館ですが資格取得のための研修で絵画や巻物や甲冑等の展示替えの作業をさせて頂いたこともあるので、これだけの展示作業は本当に気を張るし、大変だろうなー、と、違うところでも関心して帰ってきました。
今年で15年目との事でしたが、毎年同じ配置ではないと思うし、これだけの数を並べるのはいや、もう、大変。絶対大変。博物館の職員さん、本当にお疲れ様です。

雛飾り。
ぼんぼりって雪洞って書くんですね。

別のフロアでは、時代ごとの雛人形の特徴も分かりやすく展示してあったのですが、それより何より雪洞の色が七色に変わるのは現代的だな、と思いました。ゆっくり色が変わっていくのに気付いた時は本当にびっくりしました。

展示は4月18日(日)まで行っているそうです。
長野では月遅れでまだまだ雛飾りを飾っているおうちもあるかと思うので、おうちの雛人形との違いを見つけるのも楽しいと思いますよ。


ちなみに、4月29日(木)からは今度は五月人形の展示を行うそうなので、そちらも見に行こうと思います。